ドクターキャピタルによる実演動画
まいど! ドクターキャピタルです。今回はギターリフやソロをキャッチーにするための練習をしましょう。
“モチーフ”をマスターすれば、歌やベースラインも含めてあらゆるメロディの表現力がグンと上がります。ビギナーでもプロでも大変お勧めの練習です。
まず、Ex-1と Ex-2を弾いてみましょう。どちらも2小節のマイナー(ドリアン)メロディです。
それぞれの最初と最後の音が同じ音だし、一番低い音(3弦2フレット)と一番高い音(2弦6フレット)が同じ音です。つまり、Ex-1と Ex-2の音自体とメロディの動きは大まかに似ています。しかし、弾き比べて、聴き比べてみると、Ex-1と Ex-2それぞれの表現効果が大きく異なることがわかるでしょう。
今回のエグザンプルはすべて僕が本コラムのために作曲したメロディですが、Ex-1は“ひょっとしたら聴いたことあるかも……”のように、何かの曲のギターリフとしてありそうな印象を受けると思います。
おそらく一度聴いただけでも、わりとはっきりしたイメージが頭に残って、2回目からほぼ正しく口ずさめる“キャッチー”なメロディに感じるでしょう。この効果は、モチーフから生まれています!
一方Ex-2は、内容がはっきりした“メロディ”や“リフ”というより、“スケールをだらだら弾いている”ように聴こえませんか? なぜなら、Ex-2ではモチーフがないからです。
モチーフとは?
モチーフ(motif)は、曲全体や部分に出てくる中心的なメロディや音楽要素です。例えば、くり返される伝説的な“名リフ”はモチーフです。
ディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、ローリング・ストーンズ「サティスファクション」、Tレックス「20th CENTURY BOY」は、どれも冒頭のギターが印象的かつシンプルで覚えやすくて、キャッチーです。
リズムもメロディもはっきりしていて、ダラダラ当てもなく即興で弾いている印象ではありません。ギターの演奏で、意図的に説得力のあるメロディック・コミュニケーションをとっている表現効果なのです。これこそモチーフです。
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続きはアコースティック・ギター・マガジンVol.109本誌にてご覧ください。
第22回の内容
- モチーフとは?
- モチーフの長さ
- メロディック・コミュニケーションの文法
- モチーフは良い・悪いがない!
- 集中的にステップ②〜④を練習
- メロディ中心のモチーフ
- 別の文法もあります!














