大石昌良が愛用する2本のギター|ヤマハのLS36 PROTOとNTX1200R

シンガー・ソングライターの大石昌良が長年愛用しているメインのアコースティック・ギター=ヤマハのLS36 PROTOと、近年はライブや作曲、レコーディングなどで活躍しているというヤマハのエレガット、NTX1200Rにフォーカス! “日本のブランドだからこそ、日本のプレイヤー向けだと思う”と語る大石に、2本のヤマハの魅力を聞いた。

取材・文=角 佳音 撮影=星野俊

YAMAHA/LS36 PROTO

YAMAHA/LS36 PROTO(前面)
YAMAHA/LS36 PROTO(背面)

ともに成長を続ける長年の相棒

2003年にヤマハのLシリーズ、LS36のプロトタイプで、以来、大石昌良がメイン・ギターとして愛用し続けているLS36 PROTO。イングルマン・スプルース・トップにインディアン・ローズウッド・サイド&バックを組み合わせた1本で、現行のLS36 AREよりも胴が薄いのが特徴のひとつ。

長年プレイしているギターということで、“人と同じで、大きな舞台を経験するとアコギも成長すると思うんです。僕とともにステージ慣れして、最強のパートナー感がさらに増してきています”と大石。

プリアンプは内蔵のヤマハSYSTEM-41を使用。またライブでは、SYSTEM-41に内蔵されているコンデンサー・マイクとサンライズのマグネット・ピックアップ、S-2を使用して出力している。

ピッキング跡
ボディ・トップにはピッキング跡が見られる
コントロール
プリアンプは内蔵のSYSTEM-41を使用

“サブ・ギター”もヤマハのLS36!?

大石 もともとはこのLS36しか持っていなかったんですけど、万が一の時のためにサブ・ギターを買おうと思ったんです。でも、まったく同じスペックのLS36はヤマハ本社の在庫を探してもほとんどないと言われてしまって……。

 

で、途方に暮れていた時に、某フリマサイトで「大石昌良 アコギ」と検索したら、なんと同じギターが出てきたんです(笑)。どうやら僕のファンの方が、このギター(LS36)と同じスペックになるように自分でカスタムしたギターだったようで。“資金繰りのために泣く泣く売りに出すことにしました”と書いてあって、こんなチャンスはないと思って、入札したんです(笑)。

 

どんな音かわかっているし、間違いないだろうと思っていたんですけど、そのサブ・ギターは大きなステージを経験していないですし、そこまで弾き込めていないので、メイン器に比べるとまだ新しい音がするんですよね。同じ形で同じ個体で同じスペックでも、ここまで音が違うんだなと驚きました。

YAMAHA/NTX1200R

YAMAHA/NTX1200R(前面)
YAMAHA/NTX1200R(背面)

“温かみある音色”で「ただいま」を彩る1本

大石が楽曲「ただいま」を制作していた2020年頃に出会ったというヤマハのエレガット。同楽曲のレコーディングでは、本器を使って一発録りをしており、1曲をとおしてその音色を堪能することができる。

当時、ハイエンド・モデルなどを含む複数のヤマハ製のエレガットを試した上で、彼が気に入ったのは比較的廉価なこのモデルだったそう。“アンプにつなげた時のサウンドや、ライブにおける取り回しの良さも気に入っています。生産は終わっているんですけど、コスパが良くておすすめです”と話してくれた。

カッタウェイ付きボディのトップにはシトカ・スプルース単板、サイド&バックにはローズウッド単板、またネックにはマホガニーが採用されている。

またライブにおける出力には、ヤマハのピックアップ・システム“SYSTEM-61”を使用している。

ヘッド
山吹色のボタンが印象的なペグが採用されている
コントロール
プリアンプは内蔵のSYSTEM-61を使用

大石昌良『嗚呼、素晴らしき日常』

大石昌良『嗚呼、素晴らしき日常』

Track List

  1. 嗚呼、素晴らしき日常
  2. ただいま
  3. 嗚呼、素晴らしき日常 (Instrumental)
  4. ただいま (Instrumental)

TIME IS MONEY RECORDS / Flying Pan RECORDS/WAGE-13014/2026年9月9日(水)リリース

Download&Streaming:https://lnk.to/buFzro

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