Audio-Technica/ATH-AL5NC
ノイズ・キャンセリング機能を搭載した開放型ワイヤレス・ヘッドフォン
オーディオテクニカが発売した新たなヘッドフォン“ATH-AL5NC”。これは、開放型(オープン)でありながらアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能(ANC)を搭載したワイヤレス・モデルだ。これまでノイズ・キャンセリングと言えば密閉型が主流だったが、あえて音質に優れ、長時間の使用でも聴き疲れしづらい開放型で開発した点が、このヘッドフォンの大きな特徴と言える。
音質を向上させるため、新開発された53mmの大口径ドライバーを搭載。各帯域の表現力の高さに加え、開放型特有のエアー感が加わり、アコースティック・ギターの音にも向いた自然な音質が得られる。さらにワイヤレス(有線接続も可能)であってもハイレゾに近い音質で音を楽しめる、Bluetoothの音声伝送技術“LDAC”にも対応する。
本体の軽さに加え、低側圧かつ高通気性を誇る設計で、心地よい装着感を実現。状況に合わせて強さを選べるノイズ・キャンセルも搭載し、連続使用時間も最大で75時間を誇り、音への没入感を高めてくれている。さらにヘッドフォンを付けっぱなしでも、外部の音が聞こえるため、自宅作業などにも最適だ。
専用アプリ“Connect”を使えば、最大で64段階の音量調整、イコライザー、プライベートタイマー、自然の音を鳴らせるサウンドスケープ、置き忘れアラートなど、便利な機能も使える。
音楽リスニングだけではなく、DTMやギターの練習、映画やゲームなど、音を楽しむすべてのシチュエーションで頼りになるヘッドフォンだ。
INTERVIEW
誰でも手軽に質の高い“音”を楽しめる。いつも側に置いて、使いたいですね。──押尾コータロー
──新しいヘッドフォンATH-AL5NCを試してみた印象はいかがですか?
軽くて装着感が素晴らしく、長時間使っても耳が痛くならないことが大きな魅力だと思います。また開放型だから、聴き疲れしない。
僕の生活は、常に音楽漬け。時には1日中ヘッドフォンを付けていることもあるくらい(笑)。だから長時間つけっぱなしでも、疲れないことが本当に大切なんです。オーディオテクニカの技術力もあり、音質面でも満足度が高かったですね。
──今回の試奏時はどのような音楽を聴いて試しましたか?
まず試したのはKポップやテクノ・ポップとか、音域が極端な曲ですね。それで満足できる音が鳴ってくれたので、次にクラシックや民族音楽など、いろんなジャンルの音楽を聴いてみました。そのあと自分のオリジナル曲も聴いてみたら、アコースティック・ギターの響きも良くて。ナチュラルなギターの音色やロー感も十分に楽しめて、ジャンルを選ばず、高音質で音楽を聴くことができました。
──押尾さんは普段、どのようにヘッドフォンを選びますか?
基本は音質。ただ音質が良くても、長時間使うと疲れてしまうヘッドフォンもありますよね。でもこのヘッドフォンは、装着感と音質を両立しています。だからストレスがなく使えて、とても良い製品だと思いました。
──音質にこだわる場合、有線のヘッドフォンを選ぶ方も多いですよね?
僕も一時期は有線のヘッドフォンを使っていました。でもこのヘッドフォンは、ワイヤレスでありながら音質面も十分に満足できるクオリティ。やっぱりワイヤレスにしかない快適さは大きい。
例えば掃除や料理をしている時も音楽を高音質で楽しめます。僕は作業をしながら音楽を聴くことも多いため、ワイヤレスの快適さも大切です。それにこのモデルは1度充電しておけば、最大75時間も使えることにも驚きましたよ。
──ノイズ・キャンセル機能についてはいかがですか?
空調やパソコンの機械音を消してくれるので、そういった環境で音楽に集中したい時にはノイズ・キャンセルをオンにして使いたいですね。それにこのモデルのノイズ・キャンセルはエアプレーンとホーム、ふたつのモードがあり、シチュエーションに合わせて選べる点も便利です。
──開放型でノイズ・キャンセル機能があるのは珍しいですね。
そうですよね。ノイズ・キャンセル機能があるヘッドフォンは密閉型が一般的だと思いますが、それだと外部の音が聞こえない。使用する状況によっては、その方が良いこともありますが、例えば自宅で作業しながらヘッドフォンを使っている時に宅急便が届くと、チャイムの音が聞こえません。このモデルは、そういった音は聞こえるため、作業している時も安心して付けっぱなしにできます。
──専用アプリ“Connect”を使うと、さらに使い勝手が向上しますよね。
アプリがなくても十分に使えますが、連動させることで便利さが上がります。特にイコライザーの機能が良くて、ベース・ブーストとかのプリセットを選び、聴きたい音楽に最適なイコライジングを楽しめます。さらに自分好みのセッティングをプリセットできます。
また“サウンドスケープ”機能が面白い。滝や焚き火の音などを流せるから、寝つけない時などに使えばすごく癒されますよ。それから音量も細かく設定できて、使い勝手が向上します。アプリを入れた方が、このヘッドフォンの魅力を引き出せますね。
──どのようなシチュエーションで使いたいですか?
例えば休みの日は、このヘッドフォンをつけっぱなしにして、部屋でずっと音楽を聴き続けたい(笑)。それに装着感が良いので、ドラマや映画などを長時間観ても疲れない。ゲームをする時にも使いたいですね。それからDTMやBluetoothに対応したアンプを使ってギターの練習をする時も便利だと思いました。
──最後にあらためてこのヘッドフォンの魅力は?
装着感が抜群ですし、操作性も高くて音質も良い。デザインも高級感があります。僕みたいに音楽漬けのミュージシャンにはもちろん、家で仕事をする方とか、音楽を聴きながらリラックスして作業したい人にもオススメ。
開放型のノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンという未知の領域を開拓しながらも、幅広いユーザーが待ち望んでいたような製品を生み出すオーディオテクニカの姿勢も素晴らしいです。このヘッドフォンは、誰でも手軽に質の高い“音”を楽しめるという視点で開発されたモデルだと思います。いつも側に置いて、使いたいですね。
Audio-Technica/ATH-AL5NC
◎Specification
種別:ワイヤレス・ヘッドフォン(開放型・オープンバック構造)
ドライバー口径:53mm
対応コーデック:LDAC
バッテリー持続時間:最大約75時間
音量調節機能:64段階
接続方式:ワイヤレス、有線(有線接続時もANC使用可能)
◎発売日:2026年9月18日
◎価格:39,600円(税込)
◎問い合わせ
audio-technica https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-AL5NC


























