文=関口シンゴ イラスト=山本蛸
自分だけの表現方法
今回は僕自身の“おひとり様”話を。
前回はソロ・ギターの弾き方をテーマに話しましたが、僕自身、以前はソロ・ギターというものに苦手意識がありました。もともとバンドの中でギターを弾くというところからスタートしているので、ひとりだけで演奏する機会が全然なかったんですね。
シンガー・ソングライターの方はバンド編成で演奏する場合もあるし、それこそアコギ1本で弾き語りも行ないます。
でも僕の場合はバンドマン的なギタリストだったので、バンドなしで、ひとりで演奏・表現するとなると、ソロ・ギターを弾けなくてはいけない……20代の中頃にプロでやっていこうと活動していく中で、そう思い始めました。
そこで少しずつ独学で勉強して、途中1年間だけクラシック・ギターも学びました。
自分なりにジャズのソロ・ギターの手法なども参考にしてレパートリーを増やし、SNSに動画をアップすることで徐々にソロのスタイルに慣れていったという感じです。
とはいえ、僕の場合はソロ・ギターだけを専門としているギタリストではないので、ここ数年は機材の進化に合わせてルーパーを使ってコードの伴奏をループしながらソロを弾いたり、サンプラーからトラック(カラオケ)を流して演奏したり、曲によっては少し歌ったりもするようになりました。
もちろんそのトラックは、このコラムで書いているような方法で宅録で制作しているわけです。
自分ひとりで音楽を作ることはバンドの手助けがないぶん、いちいち大変だし、孤独な作業です。でも自分だけの世界観で音楽を作れること、自分のペースで進んでいくことができるのは大きな魅力ですね。
前述したように近年はDTMの機材、ルーパーやサンプラーなどライブで助けてくれる機材もどんどん進歩しています。それらをうまく使って自分だけの“おひとり様ギタリスト”の表現を見つけていくことは、とてもワクワクすると思いますよ!
「Tender Rose (Mr. Käfer Remix)」関口シンゴ
公演情報
【Ovall ”Glimmer Tour 2026”】
◎スケジュール
- 2026年10月9日(金)/福岡・Insa
開場18:30/開演19:00 - 2026年10月29日(木)/大阪・心斎橋JANUS
開場17:30/開演18:00 - 2026年10月30日(金)/愛知・名古屋ell.FITS ALL
開場18:30/開演19:00 - 2026年11月27日(金)/東京・Spotify O-EAST
開場18:30/開演19:00
◎チケット
- スタンディング:6,000円(税込)
- U-22:3,000円(税込)
◎問い合わせ














