眞名子 新が選ぶ、“アコースティック・ギター弾き語り”の名盤5選!

シンガー・ソングライターの眞名子 新が“アコースティック・ギター弾き語り”の名盤をセレクト!

ライブ盤や弾き語りが当たり前のジャンルを除き、弾き語りだけで構成された現代の音楽アルバムは、意外と多くはない。そこで、弾き語り曲が1曲でも入っていたり、“アコギと歌”というスタイルの参考になる作品も“弾き語り名盤”と定義し、眞名子に5作品を選んでもらった。

※本記事は『アコースティック・ギター弾き語りの新時代』(小社刊)の内容を転載したものです。

Bob Dylan『The Freewheelin’ Bob Dylan』

自分にとっての教科書です

眞名子 大学生の時に出会い、衝撃を受けてから、音楽で迷うことがあるととりあえずボブ・ディランを聴いて方向性を確かめたりするほど、弾き語りの先生としてボブ・ディランの存在は大きいです。

 特にこのアルバムはメロディのきれいさ、歌い回しのリズム感、コード感すべてが絶妙なバランスで聴き心地がよく、自分にとって教科書のようなアルバムです。

Muireann Bradley『I Kept These Old Blues』

溌剌としたフレーズに個性が出ている

眞名子 2006年生まれの女の子が2023年にリリースしたアルバムです。とにかくギターがうまく、遊び心がある溌剌としたギター・フレーズが彼女自身を表わしているようで好みです。

 歌声も素朴で透明感があり、ギターと気持ちよく絡まっていて何度も聴きたくなるアルバムです。

Adrianne Lenker『songs』

自分だけに語りかけてくる感覚

眞名子 湖畔でエイドリアン・レンカーが自分のためだけに歌ってくれているような感覚になるアルバムです。ギターと声のみというシンプルな弾き語りの素晴らしさを改めて教えてくれた作品です。

Laura Marling『I Speak Because I Can』

聴くと安心感を抱く歌声

眞名子 ボブ・ディランと同時期に聴き込んでいたアルバムで、今でもたびたび聴き返します。ローラ・マーリングの歌声を聴いていると母に抱きかかえられているような安心感を感じ、なんだか大丈夫な気がしてくるのがすごいところだと思います。

The Tallest Man On Earth『The Wild Hunt』

どうしても真似をしたかったギター

眞名子 強いて挙げるなら「King of Spain」が特に好きです。美しいギターの旋律にざらついた声で軽やかに“スペインの王”と歌っていて、歌詞の意味はわからないけど、スペインという街はさぞ素敵なんだろうなと勝手に想像しながら何度も聴きました。

 どうしても真似をしたくて、耳コピやライブ映像をひたすら観てよく練習したのを覚えています。

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『アコースティック・ギター弾き語りの新時代』好評発売中!

“弾き語り”の魅力が詰まった楽譜付きムック『アコースティック・ギター弾き語りの新時代』では、眞名子 新が“弾き語り”を語るインタビュー記事もご紹介。こちらも併せてチェックしてみてほしい!!

アコースティック・ギター弾き語りの新時代

『アコースティック・ギター弾き語りの新時代』
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
小社刊

眞名子 新(まなこ・あらた)

1997年神戸生まれ、神戸育ち。
2016年から「神戸のあらた」として活動を開始。ルーツであるフォークやカントリーをベースに、ギターと声というシンプルなスタイルでのフォーキーな楽曲が魅力。2022年に開催されたJ-WAVE TOKYO GUITER JAMBOREE 2022「SONAR MUSIC Road to RYOGOKU suported by REALLIVE360」ではグランプリを受賞。2022年7月末に本名である「眞名子 新」に改名。

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