フラメンコ・ギタリスト沖仁がスペインの国際的な作曲コンクールで特別顕賞を受賞!!

フラメンコ・ギタリストの沖仁が作曲した「Círculos [シルクロ]~円~」が、スペインのカハソル財団主催“第2回カハソル国際フラメンコシンフォニー作曲コンクール”において、特別顕賞(Mención Extraordinaria)を受賞した。

沖仁

同コンクールは、世界で唯一、フラメンコ交響曲(シンフォニック・フラメンコ)に特化した国際大会。

厳格なフラメンコの伝統形式や、編成においてもフルオーケストラかつ1名以上のフラメンコ歌手とフラメンコ・ギタリスト2名の参加が必須とされるなど、専門性や高度な管弦楽法が求められる難易度の高いコンテストで、今大会では世界各国から16作品の応募があったという。

沖の受賞作「Círculos [シルクロ]〜円〜」は、日本からスペインへといたる音楽的な旅を描いた全3楽章による大作。

アレグリアス、メディア・グラナイーナ、ブレリアといったフラメンコの伝統形式を用い、異なる文化や人々との交わりから沖自身のアイデンティティを深く掘り下げた内容で、審査員もこれを高く評価した。

受賞発表後、沖仁からコメントが寄せられた。

この作品は、フラメンコをめぐる終わりのない旅がテーマになっています。

母国である日本を出発し、スペインのグラナダでフラメンコの歌に出会い、ヘレスの地でくり広げられるロマの人々の宴の中に、幼少期に親しんだ和楽器に通じる要素を感じとり、それを再びフラメンコへと還元していく。

人生の旅は、真っ直ぐに進んでいくようでいて、実際には“円”を描いているのかもしれません。

道のりの中で、さまざまな人と出会い、生まれた場所へ戻り、そして再び新たな旅に出る。その旅は決して完結するものではありません。

新たな縁を結びながら、円を、螺旋を描くように続いていく。

この作品を通じて、フラメンコ・ギタリストとしてだけではなく、作曲家としても新たな出発点に立つことができたと感じています。

今後、公演やレコーディングを通じて、皆様にこの作品をお聴きいただける機会を持てることを願っております。

受賞作「Círculos [シルクロ]~円~」が多くの人の耳に届く機会を心待ちにしたい。

公式URL:https://jinoki.info

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沖仁

おきじん:1974年、長野県生まれのフラメンコ・ギタリスト。14歳より独学でエレキ・ギターを始める。カナダで1年間クラシック・ギターを学び、その後スペイン・アンダルシアに居を移す。2006年にメジャー・デビュー。2010年、スペインの第5回ムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコ・ギター国際コンクール国際部門で、アジア人として初めて優勝。近年フラメンコ・ギター・アンサンブルを立ち上げ、後進の育成にも尽力。最新作は2022年9月発売の『20 VEINTE~20 年の軌跡~』。

アコースティック・ギター・マガジン

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