アコースティック・ギター・マガジン最新号Vol.96 クラプトン日本武道館100回記念 特別企画

本日2023年4月27日、『アコースティック・ギター・マガジンVol.96』が発売された。

表紙はエリック・クラプトンをはじめとするブルースマン達。本誌では、2023年4月に外国人として初の100回目の日本武道館公演行なったクラプトンが愛したアコースティック・ブルースについて掘り下げていく。また、日本を代表するベテラン・ブルースマン達に熱い想いを語ってもらった。
そのほか、デヴィッド・クロスビーの追悼記事、プリアンプ・ペダルのノウハウ&バイヤーズガイド、話題のミュージシャンのインタビュー&機材など、アコギ弾き必見の内容となっている。以下がその詳細、および記事の一部の紹介だ。

エリック・クラプトンとアコースティック・ブルースのならず者

1974年に初めて日本の地を踏み、2023年4月に100回目の日本武道館公演を開催したエリック・クラプトン。ヤードバーズやブルース・ブレイカーズ時代を含めると半世紀以上にわたって日本中のギタリストに影響を与え続けてきたわけだが、我々はクラプトンの「クロスロード」や「ハイダウェイ」を入り口に、ロバート・ジョンソンやフレディ・キングなどのブルース・ヒーローを追いかけ、深淵なるルーツ・ミュージックの世界へと足を踏み込んでいった。

クラプトンは、これまで発表してきたほとんどの作品で多様なブルース曲を掘り起こしてきたが、特にキャリア後半は戦前から戦後に活躍したアコースティック系ブルースマンをカバーすることが多く、そこに彼自身のルーツが投影されてきた。

今回は、クラプトンへの理解をさらに深めるべく、彼が愛したアコースティック・ブルースについて掘り下げていく。

また、1970年代から活躍する日本を代表するブルースマン…内田勘太郎(憂歌団)、木村充揮(憂歌団)、上田正樹(サウストゥサウス)、永井“ホトケ”隆(ウエスト・ロード・ブルース・バンド)、吾妻光良(The Swinging Boppers)、小出斉(ローラーコースターズ)達に、今だからこそ後世に伝えたいブルースへの熱い想いを存分に語ってもらった。

【濃厚ブルース座談会3本立て!】
・吾妻光良×小出斉
・内田勘太郎×奇妙礼太郎
・上田正樹×永井”ホトケ”隆×木村充揮

追悼 デヴィッド・クロスビー

2013年1月19日に逝去したウエストコーストのアコースティック・ギター・ゴッド/デヴィッド・クロスビー。近年の作品は特に、シンガーソングライター/ギタリストのベッカ・スティーヴンス、スナーキー・パピーのマルチ・インストゥルメンタリストのマイケル・リーグ、そしてシンガーソングライター/キーボード・プレイヤーのミシェル・ウィリスからなる”Lighthouse Band”という新進気鋭のミュージシャンとコラボするなど、現役ミュージシャンとして活躍していただけに驚きを隠せなかった。英国『Guitarist』誌が 2021年に行なったインタビューから彼が遺した功績を追ってみたい。来日ツアーを行なったジャクソン・ブラウンにもデヴィッド・クロスビーやデヴィッド・リンドレーの話を聞いた。

ライン音の悩みとおさらば! プリアンプ・ペダル最前線

生楽器であるアコースティック・ギターの音を、アンプ/スピーカーからどのように鳴らすのか……そう考えたとき、プリアンプやDIはギタリストにとって永遠の命題でもある。まずは基礎知識としてプリアンプやDIの役割をそれぞれおさらい。その上で読者には、市場のラインナップについてそれぞれの特徴を理解してもらい、比較検討できるようバイヤーズガイドという構成だ。プロの愛機も公開!

付録歌本AGM SONG BOOK Vol.10

J-WAVE TOKYO GUTIAR JAMBOREE 2023 名曲集

◎Contents
●「明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ」斉藤和義
●「アポロ」岡野昭仁(ポルノグラフィティ)
●「明日きっといい日になる」高橋 優
●「ひまわりの約束」秦 基博
●「Smile!」藤原さくら×Rei
●「W/X/Y」Tani Yuuki
●「Diamonds <ダイアモンド>」岸谷 香
●「光と影」ハナレグミ
●「東京一年生」竹原ピストル
●「懐かしい未来」TOSHI-LOW(OAU)
●「涙そうそう」森山良子
●「Stand by me, Stand by you」平井 大

アコースティック・ギター・マガジン2023年6月号 Vol.96

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