“タッピング・ハーモニックス”にチャレンジ!
タッピング・ハーモニックスは、12フレットや19フレットなどハーモニックス・ポイントを右手で叩いて無理やりハーモニックスを出す奏法。オープン・チューニングを使用時に頻繁に用いられるイメージの奏法だけど、ノーマル・チューニングでも使用可能。
使いどころが難しい奏法ではあるけど、楽曲のココ! というところに追加すると、聴く人をハッとさせるアクセントを与えることができる奏法だよ!
それではタッピング・ハーモニックスにチャレンジしてみよう!
【BASIC】
まずは右手の中指、または人差指で12フレット、19フレットをそれぞれ叩いて鳴らしてみよう。指をピンとまっすぐに伸ばし、腕の動きと手首のスナップを使って指定フレットのバー真上を叩こう(写真①)。
叩いたあとは弦に触れたままだとハーモニックス音が綺麗に響かないため、叩いたあと指を弦から離れるよう意識しよう(写真②)。手全体が力み過ぎていると綺麗なハーモニックスが出ないので、できる限り脱力して、軽くはたくように叩こう!
【STEP-UP】
アルペジオの中でタッピング・ハーモニックスを使う場合は、直前の音をピッキングすると同時に、必要な動きの準備を始めよう(写真③)。
ノーマル・チューニングでコードを押弦しながらタッピング・ハーモニックスをする場合は、記譜上は12フレットのタッピングだが、押弦しているそれぞれの音から12フレット先でCの形を意識した角度でタッピングすると、コードの響きそのままにハーモニックスが鳴らせるよ(写真④)!
POINT
- 力を抜いてタッピングしよう!
- タッピング後は弦に触れたままにならないように!
- タッピング直前の音を鳴らすと同時に準備スタート!
今回のまとめ
最初のうちは叩くことに意識をし過ぎて右手に不要な力が入ってしまいがちだが、きれいなタッピング・ハーモニックスを出すには脱力が必須! 脱力して何度叩いてもうまく響かない場合は、一度鏡越しに叩く自分を見て、叩いている場所を確認してみよう。
実は自分が思っていた場所より少しずれていたなんていうことも多い。タッピング・ハーモニックスは叩く場所がハーモニックス・ポイントからズレてしまうと実音が多く混ざってしまうため、常に鏡でもチェックしながら練習してみよう。
【課題曲】仰げば尊し
課題曲の譜面は、アコースティック・ギター・マガジン2026年6月号、Vol.108をご覧下さい!














