ドクターキャピタルによる実演動画
まいど!ドクターキャピタルです。今回は久しぶりにリズムの練習をしましょう。
実は3連符とスウィングのリズムにはとんでもない表現パワーがありますので、そのパワーの仕組みとニュアンスを深く掘り下げる練習をしていきましょう。
メトロノームの準備
まずはメトロノームを用意してください。
メトロノームを持っていない方でも大丈夫! スマホアプリで数多くの無料メトロノームがありますし、ブラウザで使えるものもちょっと検索するだけですぐ出てきます。ネットにつながっていれば、どんな端末からでも気軽に使えます。Ex-1〜Ex-3はテンポを一旦70bpmあたりに設定してみましょう。
速すぎると感じるなら60ぐらいに下げてみてもOKですが、ゆっくりすぎるほうがかえってリズムを感じにくくなることもありますのでご注意ください。最終的に今回のエグザンプルは全部、さまざまなテンポで練習してみてください。
超〜ぅゆっくりなテンポやバリ速いテンポでチャレンジするのも良い練習となります。
南インド古典音楽のカウント
Ex-1は4分音符で、カウントするなら“1 2 3 4” (”いち、に、さん、し” もしくは “one two three four”)になりますが、ここで一旦南インド古典音楽(カルナーティック音楽)のリズム音節システムであるコンナコルを参考にアレンジしたカウントをやってみましょう。

“ターターターター”と声に出しながら弾いてください。なるべくメトロノームとピッタリ合うようにやりましょう。4分音符のリズムはとても感じやすいですね。歩く時に足が地面に着く瞬間のような、下への踏み込みの感覚をリスナーに伝えることができます。
Ex-2は均等な8分音符で倍の速さ。今度は“タカ タカ タカ タカ”と声に出しながら弾いてください。表拍の “タ”がメトロノームにピッタリ合い、裏拍の“カ”がその間に完璧に均一に当たるように意識して弾いてみてください。歩く感覚に置き換えたら、上下まっすぐな動きを表現することができます。

Ex-3は3連符になります。“タキタ タキタ タキタ タキタ”と声に出しながら弾いてください。メトロノームに合わせながら完全に均一な音価を目指しながら、表現効果を感じてみてください。

表拍は相変わらず下向きの動きが伝わりますが、3連符になると上下まっすぐな歩き方ではなく、丸みを帯びた、あるいはスキップするような動きに近い感覚を体にもたらします。3連符には、複雑でありながらなめらかで自然、喜びさえ感じさせる、体全体に響くような躍動感を伝える、非常に強力な表現パワーがあります。
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続きはアコースティック・ギター・マガジンVol.108本誌にてご覧ください。
第21回の内容
- メトロノームの準備
- 南インド古典音楽のカウント
- アクセントとグルーヴ
- いよいよスウィング!
- Swingリズムの特殊な書き方
- 4/4 vs 12/8勝負!








