アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
時間を有効に使うには
➡まず自分本位であれ
“スペック好き”という人がいます。“これは木材が○○だから”、“これはヘッド形状がこうだから19XX年モノだ”、“そのギターの輸入元は現在あそこで”などと多く語る……それは一向に構わないのですが、そればっかりの人は上達しません。プレイより知識が優先してしまっているのです。そうした知識を実践で証明できるほど、腕前も上げていきたいものです。
また、ネット上で初心者を見つけるとトコトン教える……それも悪いことではないですが、知ったかぶりの自慢ばかりでは時間がもったいないです。働いて、飯食って、風呂入って、寝て……という合間に、1日何分練習できますか?
30分あれば、かなりの練習ができるでしょう。その30分を、まずは自分に使って、それからネット上の他人へ……っていうのが本筋ではないでしょうか。
いずれにせよ、プレイが上手くて知識が少ない人は煙たがられませんが、知識だけの人は煙たがられます。自分本位という言葉は、悪い意味に取られがちですが、まずは自分がギターを触る時間を優先しましょう。
