アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
手クセを広げるには
➡自分にカリキュラムを課せ
テレビを見ながら音に合わせてアドリブをする──これは練習になります。が、何も考えないで、ただ手クセだけで弾いているのでは、長時間かけて準備運動をしていることにしかなりません。それで“2時間練習した”と言っても嘘になります。
いや、それどころか、同じものしか弾かない“ながら弾き”は、手クセのフレーズを固定&限定してしまい、かえってマイナスになります。極端な話、それなら触らないほうがマシかもしれません。“ながら弾き”は、上達を遅らせる悪い習慣です。
もちろん、準備運動は必要です。しかし、5分もすれば十分。本当の練習は5分後からです。ダイエットの運動が、始めて20分後からしか脂肪を燃焼しないのと似ています。5分を過ぎたら“ながら弾き”は一切止めて、自分に課したカリキュラムを実行しましょう。
教則本の譜例でも、CDのコピーでも構いません。必ず何かしらの意識を持って練習することが大切です。1週間後に、“今週はここまでやったぞ”と思える練習を。
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