アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
自分のプレイを客観視するには
➡譜面への入口を開放せよ
“譜面が読めない”と言う人は多いですが、それは間違いです。“譜面を読まない”のです。それでいて、8ビートや16ビートを弾こうと練習する──これは小さな矛盾です。8ビートや16ビートは、8分音符や16分音符のことですよね。
手で理解できることは、頭でだって理解できます。逆に、頭で理解できないことは、簡単にプレイできません。つまり理解してからプレイすれば、到達は早いということです。
例えば、Cコードで4回ダウン・ストロークできる人は、譜面も必ず理解できます。フレットの意味を知っている人なら、絶対にTAB譜を読むことができます。
みんな、チャレンジしてみようとしていないだけです。“読めない”のではなく、“読もうとしてない”、要するに入口を閉じているだけなのです。いったん入口を開放しさえすれば、予想よりもはるかに簡単なことに気付くでしょう。だって、譜面に書かれていることなんて、しょせん人間の手で弾ける程度のことなのですから。

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