石崎ひゅーいが愛用するサンタクルーズのOMSと2本のマーティン

石崎ひゅーいがライブなどでメインのアコースティック・ギターとして使用しているサンタクルーズのOMS、そしてレコーディングや作曲などで手に取るというマーティンのD-18とD-28の3本を紹介! 各モデルを入手した際の決め手や現在のサウンドの印象について、石崎本人に話を聞いた。

取材・文=角 佳音 撮影=小原啓樹

SANTA CRUZ/OMS

SANTA CRUZ/OMS(前面)
SANTA CRUZ/OMS(背面)

バンドでも弾き語りでも活躍するメイン

石崎ひゅーいがライブなどで使用するメインのアコースティック・ギターは、サンタクルーズのOMS。通常のOMよりも短い628mmのスケール長が採用されたカスタム・モデルとなる。

ギタリストの石成正人が使用していたサンタ・クルーズ製ギターの音が好みだったため、2020年に石成に紹介してもらった本器を入手したという。

サウンドの印象として、“ミッドの少し上のキラキラした部分がすごくきれいに出て、バンドの中でも存在感のある音が出せるギターです。弾き語りでもポローンと鳴らすだけで、説得力のあるきれいな音色が出てくれます”と語る。

またライブでは、L.RバッグスのDual Sourceで出力している。“ピエゾの音が苦手というのをそれこそ石成さんに相談したらこれを教えてくれたんです。生産終了していてほとんど市場にないんですけど、これを2個くらい持っています”とのこと。

ピック・ケース
ボディ・サイドにピックケースが装着されている
ピックアップ
ピックアップはL.RバッグスのDual Sourceを搭載

Martin/2014 D-18

Martin/2014 D-18(前面)
Martin/2014 D-18(背面)

“乾いたサウンド”に惚れたD-18

ライブやレコーディングなどで登場するマーティンのD-18。スプルース・トップにマホガニー・サイド&バックを組み合わせた1本だ。

黒澤楽器店にてD-28やD-45などとともに試奏し、“一番乾いている音に感じた”という本器を選んだそう。“乾いていて、ミニマムな音ですね。あと、プレシジョン・ベースみたいながするんです。それがかっこいいなと思って使っています”とサウンドの印象も教えてくれた。

本器も前述のサンタクルーズと同様にL.RバッグスのDual Sourceを搭載している。

Martin/1968 D-28

Martin/1968 D-28(前面)
Martin/1968 D-28(背面)

“ずっと探していた”というビンテージのアコギ

今回紹介する3本の中では、最後に手元に加わったというマーティンのD-28。ピックアップは搭載しておらず、“家用のメイン・ギター”としておもに作曲時に使用している。

入手のきっかけについては“「アコギを弾くシンガー・ソングライターなら、1本ぐらいビンテージ・ギターを持っておいたほうがいい」というのがなんとなくある気がして、ずっと探してたんです(笑)”とのこと。

サイド&バックに希少材のブラジリアン・ローズウッドを採用しており、“弦を張り替えなくても鳴ってくれますし、ふくよかで倍音もすごいんです。ポローンと鳴らすだけで一番テンションが上がるのはやっぱりD-28ですね”とその魅力を教えてくれた。

Pedals

ペダル類
①ERNIE BALL/Volume Pedal Jr. Tuner(ボリューム・ペダル/チューナー)
②MXR/CARBON COPY ANALOG DELAY(ディレイ)
③BOSS/TU-3W(チューナー)

①は基本的にはボリューム・ペダルとして使用。また②のディレイは弾き語りライブなどの際、ガット・ギターにつなげて使用しており、“長尺でライブする時、飛び道具として使うことが多いですね”と話してくれた。③はライブ用のチューナーとして使用。

Items

チューナー、カポ、ピック
④TC Electronic/PolyTune Clip(クリップチューナー)
⑤Kyser/KG6 Orange Blaze(カポ)
⑥Jim Dunlop/TORTEX TRIANGLE 0.60mm(ピック)

クリップ・チューナーとしてTCエレクトロニックのPolyTune Clipを用意。カポは王道のカイザー製KG6だが、カラーは生産終了済のオレンジブレイズ。またピックも同じくオレンジ・カラーで、ジム・ダンロップの0.60mmのTORTEX TRIANGLEを愛用しているようだ。

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