井草聖二による試奏動画
ELK/Delsteel 7
10万以下で買える注目の薄型7弦エレアコ!
ソリッド材をくり抜いたホロウ構造のボディに、ブレイシングを施したトップを組み合わせた薄型ボディの7弦エレアコ。ナット幅49mmというスリムなネックながら、ストレスなくプレイできる弦間を確保している。ピエゾとコンタクト・マイクのデュアル・システムを採用し、出力バランスを調整可能。エレキ・ギター感覚の演奏性で、7弦アコースティックの音色を楽しめる。
COMMENT
重すぎない7弦の低音。使いやすいはずです。──井草聖二
井草 まず、エレキ弦が張ってあるので、エレキから持ち替えても違和感がないのがポイントですね。と同時に、ボディは薄くても幅はしっかりあるので、アコギに慣れている人が抱えても直感的にしっくりくると思います。ネックは親指をかぶせてグリップできる細さで、とても弾きやすい。弦と弦の間隔は7弦ガット(Delgut 7)よりは狭いけど、すぐ慣れると思います。サウンド面は、重すぎず軽やかな7弦の低音がキモで、いろいろと使いやすいはずですよ。ジャズのソロ・ギターや、マスロックにアコギの音を取り入れたい人などにお薦めです。
ELK/Delsteel 6
快適な演奏性と質の高い鳴りを追求した6弦
ナット幅43mmという細めのネックが採用されており、ビギナーでもストレスを感じることがない。フラットなボディ・トップの左右には大きめのfホールを配置、薄めのボディでもナチュラルな鳴りを実現している。カッタウェイが施されているので、ハイポジションの演奏性も高い。7弦モデルと同じくピエゾとコンタクト・マイクのデュアルPU仕様で、バランサー・ノブの調整でボディ・ヒットなどもバッチリ対応。臨場感のあるサウンドを生み出せる。
COMMENT
プリアンプの質が高い。ライン出力した音が良いです!──井草聖二
井草 ネックは細めではありますが、握りやすくてちょうどいい感じです。手が小さい人も弾きやすいし、テクニカル系の人にもお薦め。“アコギは弾きにくいからちょっと……”と避けているエレキ・プレイヤーは一度試してみてほしいですね。コンタクト・マイクとピエゾの音がノブでミックスできて、かなりナチュラルな響きを作れるのもポイントです。プリアンプの質が高くて、ライン出力した音がとても良いですね。ステージで使うのに最適な1本です。
ELK/Delgut 7
表現の幅が広がる7弦エレガット
ナイロン弦仕様の7弦モデル。ナット幅56mmのスリムで握りやすいネックを採用しつつ、十分な弦間ピッチを確保しているので、6弦からの持ち替えも違和感がない。コンタクト・マイクとピエゾのミックスで、ナチュラルなサウンドを出力。EQの効きも優れており、繊細な音作りにも対応する。7弦ならではの広い音域を生かしたさまざまなジャンルで活用できるだろう。
COMMENT
使える低音。最初の7弦としてピッタリ!──井草聖二
井草 スリムなネックですが、弦間がそれなりにあるので、指弾きはやりやすいです。とても考えられている設計ですね。ラインの音は、コンタクト・マイクの設置がいいのか、ハウリングしにくい。ローが膨らみすぎず、使える低音が出てきます。7弦を生かしたボサ・ノヴァ的な伴奏や、低域を生かしたジャズ・フレーズに使いたくなりますね。ベースと干渉しにくい音域なので、バンドでも使いやすいはず。ガットを弾いている人はもちろん、エレキ弾きの最初の7弦としてもピッタリな1本です!
ELK/Delgut 6
ガット初心者にも最適なスリム・ネック
抱えやすい薄型ボディとスリムなネックにより、ガット・ギター初心者も戸惑うことなくスムーズにプレイできる。ナット幅は48mmでコードも押さえやすい。コントロールがボディ・トップに配置されているので、操作性の高さは抜群だ。ピエゾとコンタクト・マイクのブレンドにより、温かみのある伴奏から、エッジの立ったソロ・プレイまで、幅広く活用できるだろう。
COMMENT
手軽に鳴らせる上質なナイロン弦サウンド。──井草聖二
井草 スリムなネックなのに弦間はしっかりあるので、とても弾きやすいです。ソロ・ギターを弾くなら、このぐらいの弦間が向いていると思います。あと、プリアンプの音が実にナチュラルで、ピエゾ特有の硬さがまったくないんです。副産物的に、エフェクターの乗りが良さそうですね。ジャンルを選ばずに上質なエレガットのサウンドを楽しめます。本格的なクラシックではなくて、手軽にナイロン弦のサウンドが欲しいというプレイヤーは多いと思うんですが、そんな方にピッタリの1本だと思います。
TOTAL IMPRESSION
ボディは薄いけど、生鳴りがしっかりある。
アコギ好きの心を掴むはずです。──井草聖二
井草 今回の薄胴シリーズは、“操作性が高い”点がまず大きな特徴でした。ナット幅がスリムで握りやすく、弾きやすさへの配慮を感じます。弾きやすいギターって、ステージ用は当然ですが、練習用としても適しているんです。長時間弾けるギターが最適ですから。Delsteel 6は、ナット幅43mmとけっこう細めのネックなので、エレキ・ギター弾きの方でもまったく違和感なく弾けると思います。ルックスもエレキ・ギター的ですし、そもそもエレキ弦が張ってありますからね。テクニカルなソロを得意とする人もスラスラ弾けるはずです。
7弦のDelsteel 7にしても同様にエレキ弦が張ってあるので、7弦エレアコとしては圧倒的に弾きやすい。弦が1本多いのに親指をかぶせて押弦できるので、7弦に興味はあるけど勇気が出ない、という方には強くお薦めです。7弦のローBのトーンに関しては、6弦をドロップした音の延長線上にある素直な響きという印象で、ここも使いやすいポイントでした。
ナイロン弦(Delgut 6)は、ネックのシェイプがモダンで握りやすく、初めてナイロン弦を取り入れる人にも向いていると思いました。そして7弦のDelgut 7は、ネックは細めですが、ある程度の弦ピッチ(弦間)がきちんと確保されていて、指弾きしやすいように設計されているのが良いです。とにかく、どれも操作性が高い。薄いボディでカッタウェイがあるのもそこに一役買っていますよね。
その高い操作性ゆえに、4本ともエレキ奏者にはお薦めですが、と同時に、アコギ奏者にも直感的に“弾きやすい”と感じる作りだと感じました。まず、4本ともとても軽いのが、普段アコギを弾いている人には違和感がない。それと、ボディは薄いけれども、横幅が普通のアコギと同じくらいあるんです。アコギを抱えた時みたいにスッと落ち着く感覚がありますね。
サウンド面での全体的な魅力は、fホールが大きいからか、生鳴りをしっかり感じるところ。アコギを弾いている人にとっては重要なポイントで、アコギ好きの心を掴むと思いますね。
それからアンプを通した時の音は、ELKオリジナルのプリアンプが使いやすく、とてもナチュラルなトーンです。このコスパで、ピエゾとコンタクト・マイクのデュアル仕様なのが良いですよね。2ピックアップのバランスを調整できると、使える幅がグッと広がります。例えば、バンド・サウンドならピエゾを多めにブレンドして抜ける音に。ソロ・ギターなら、コンタクト・マイクを多めにして深みのある音に、みたいな感じです。どんな方向性でも使いやすいプリアンプだと思いました。
あと、7弦のエレアコ/エレガットだとローBの低域が重要なポイントですが、膨らみすぎず音程感がはっきりしていて、ベーシストと被らない音域で鳴ってくれるんです。なので、かなりオールマイティに使えると思いますね。どのギターも使えるサウンドだと思いましたが、個人的には取り回しのいいDelsteel 7を仕事で使ってみたいです。
スペック一覧
ELK/Delsteel 7
●ボディ:スプルース(トップ)、オクメ(バック) ●ネック:オクメ ●指板:ローレル ●スケール:650mm ●ナット幅:49mm ●プリアンプ:ELKオリジナル ●コントロール:ボリューム、バランサー、EQ ●カラー:ブラック(写真)、ナチュラル、ホワイト・スパークル ●価格:93,500円(税込)
ELK/Delsteel 6
●ボディ:スプルース(トップ)、オクメ(バック) ●ネック:オクメ ●指板:ローレル ●スケール:650mm ●ナット幅:43mm ●プリアンプ:ELKオリジナル ●コントロール:ボリューム、バランサー、EQ ●カラー:ブラック、ナチュラル、ホワイト・スパークル ●価格:79,200円(税込)
ELK/Delgut 7
●ボディ:スプルース(トップ)、オクメ(バック) ●ネック:オクメ ●指板:ローレル ●スケール:650mm ●ナット幅:56mm ●プリアンプ:ELKオリジナル ●コントロール:ボリューム、バランサー、EQ ●カラー:ブラック、ナチュラル、ホワイト・スパークル ●価格:93,500円(税込)
ELK/Delgut 6
●ボディ:スプルース(トップ)、オクメ(バック) ●ネック:オクメ ●指板:ローレル ●スケール:650mm ●ナット幅:48mm ●プリアンプ:ELKオリジナル ●コントロール:ボリューム、バランサー、EQ ●カラー:ブラック(写真)、ナチュラル、ホワイト・スパークル ●価格:79,200円(税込)


















