君島大空×Córdoba/Fusion 12 White Sands|部屋に置いておきたいガット・ギター

君島大空がコルドバ(Córdoba)のFusion 12 White Sandsを試奏チェック! 多様なジャンルで愛用されるガット専門ブランドのコルドバから、木目の美しさとスプルース・トップのサウンドを両立するFusion 12シリーズの新作。

【PR】 取材/文=鈴木伸明 撮影=小原啓樹 ※本記事はアコースティック・ギター・マガジンVol.105にも掲載されています。

Córdoba/Fusion 12 White Sands

Córdoba/Fusion 12 White Sands(前面)
Córdoba/Fusion 12 White Sands(背面)

さまざまなニーズを満たす“現代のエレガット”

 1997年にアメリカのカリフォルニア州で設立されたコルドバは、スペインの伝統的製法を基盤に、現代的な要素も取り入れたエレガットが人気のブランド。フュージョン・シリーズは、スティール弦からの持ち替えをスムーズにするための演奏性に重きを置いており、48mmのナット幅、カッタウェイなどは、エレキ・プレイヤーもすぐに馴染むことができるだろう。

 本器のボディ・トップはスプルースの上に極薄のフレイム・メイプルが貼ってあり、スプルース・トップならではのサウンドでありながら、ゴージャスな見た目となっている点がポイント。サイド&バックはメイプルで、明るいトーンが持ち味だ。フィッシュマンのピエゾ+マイクのピックアップ・システムを搭載、すぐにステージで使用可能。

Presys Blendのコントロール
フィッシュマンのPresys Blendピックアップ・システムを内蔵。コンデンサー・マイクとアンダーサドル・ピエゾのサウンドをミックスできる
ペグ
ハニカム柄のコルドバ・オリジナルのペグを装着。黒いツマミはルックス上のポイントにもなっている

Kimishima’s Comment
生ガットの奏者も納得するバランス

君島大空×Córdoba/Fusion 12 White Sands

君島 ライン出力する場合、ピエゾとマイクの音をブレンドできるのがいい。ピエゾにマイクの空気感を足していくことができるので、ライブで使いやすいと思います。ナット幅48mmのネックは弾きやすく、スティール弦との持ち替えも違和感がないでしょうね。メイプル材の影響か、生音は明るいです。カッタウェイがあるのでハイポジションもスムーズに弾けます。

 もともと生のガット・ギターを弾いてた人が、納得できるエレガットを見つけるのは難しいんですが、このギターはすごくバランスがいい。エレガットを諦めていた人に弾いてほしいです!

Córdoba/Fusion 12 White Sands

Specifications


●トップ:ソリッド・スプルース/フレイム・メイプル  ●サイド&バック:フレイム・メイプル  ●ネック:マホガニー  ●指板:エボニー  ●ブリッジ:パーフェロー  ●スケール:650mm  ●ナット幅:48mm  ●ピックアップ:フィッシュマンPresys Blend ●価格:176,000円
[問]ヤマハミュージックジャパン ギター・ドラムご相談窓口 ☎0120-143-808(固定電話)/050-3852-4093(携帯/IP電話)

部屋に置いておきたいガット・ギター feat. 君島大空

君島大空が個性の異なる5モデルのガット・ギターを試奏レビュー。それぞれがどのようなシーンにマッチするかを、君島によるコメントとともに探っていこう。

アコースティック・ギター・マガジンVol.105
『ガット・ギターのある暮らし。』

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