リバーブ その2 『おひとり様ギタリストのための音楽制作入門』by 関口シンゴ 第26回

文=関口シンゴ イラスト=山本蛸

リバーブの主要なパラメーター

ではリバーブのパラメーターを見ていきましょう。

リバーブは他のプラグインと比べてパラメーターの種類が多く、困ったことに機種によってその数や呼び方がかなり違うことが多いです。まずは最低限、知っておいた方がいい部分だけ紹介したいと思います。

1.プリディレイ

最初に音が跳ね返ってくるまでの時間のことです。設定値を短くすれば小さい(狭い)部屋の反響に、長くすれば大きな(広い)部屋の反響になります。使いはじめは少し長めに設定して、自然なかかり具合を目指しましょう。

2.サイズ

残響音がどんな大きさの空間を表現するかを決めます。このパラメーターも大きくするほど大きい(広い)空間の残響音になります。曲のイメージによって選びましょう。機種によっては“ルーム”、“スタジオ”、”チャーチ”、”ホール”などわかりやすい名前で選べるものもあります。

3.ディケイ

残響音の長さを決めるパラメーターです。リバーブ・タイムと表記されていることも多いですね。どのくらいで余韻が消えていくのかという点についても、まずは自然に感じる長さに合わせるようにしましょう。

4.ハイカット、ローカット

リバーブ成分は高音が強過ぎると痛く感じたり、あるいは低音があり過ぎるとモワモワと膨らみ過ぎた音になってしまいます。そんな時はリバーブについているハイカットやローカットを使うとリバーブ音のみ調整することができます。

5.ミックス

作ったリバーブの音をどの程度、原音にミックスするかを調節できます。“ドライ”、“ウエット”にパラメーターが分かれている場合もあります。ここでも少なめから混ぜていって、かかり過ぎないように注意しましょう。

リバーブ・パラメーター
Logic Pro内でも仕組みや方式により同じリバーブの役割をするパラメーターでも種類や名称が複数ある

次回は実際のリバーブの使用例、セッティングを紹介します!

「Tell me (DJ Mitsu the Beats Remix」関口シンゴ

Track List

「Tell me (DJ Mitsu the Beats Remix)」

origami PRODUCTIONS/2026年6月17日日デジタル・リリース

公演情報

Ovall ”Glimmer Tour 2026”

スケジュール

  • 2026年10月3日(土) /札幌・近松
    開場17:30/開演18:00
  • 2026年10月9日(金)/福岡・Insa
    開場18:30/開演19:00
  • 2026年10月29日(木)/大阪・心斎橋JANUS
    開場17:30/開演18:00
  • 2026年10月30日(金)/愛知・名古屋ell.FITS ALL
    開場18:30/開演19:00
  • 2026年11月27日(金)/東京・Spotify O-EAST
    開場18:30/開演19:00

◎チケット

  • スタンディング:6,000円(税込)
  • U-22:3,000円(税込)

チケット発売

  • オフィシャル先行:〜8/2(日)23:59まで
  • 一般発売:9/5(土)10:00より

◎問い合わせ 

公式HP:https://ovall.lnk.to/GlimmerTour2026

Profile 関口シンゴ

ギタリスト、コンポーザー、プロデューサー。ソロ・プロジェクトやOvallでの活動に加え、さまざまなアーティストのサポート・ワークやアレンジ、プロデュースを行なっている。自身の最新作は、トラックメイクからギター・レコーディングまでをすべて自宅で行なったインスト作『tender』。

公式HP:https://shingosekiguchi.com/
X:https://x.com/vusik_music
Instagram:https://www.instagram.com/shingo.sekiguchi/
YouTube:https://www.youtube.com/c/ShingoSekiguchi

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