“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』。今回は“拍”と“小節”について、説明していきます。
※本記事は『ゼロからチャレンジ! アコギ』(小社刊)より一部抜粋/再編集したものです。
“拍”と“小節”
一見難しそうですが、実は自然と体で感じているのが “拍”と“小節”です。知っていると役に立つので、曲を練習しながら徐々に理解していきましょう。
拍って何?
曲を聴きながらリズムを感じると、“ワン・ツー・スリー・フォー”とカウントできることが多いですよね? このひとつひとつを“拍(はく)”と言います。
ひとつ目の拍を“1拍目(いっぱくめ)”、ふたつ目の拍を“2拍目”と数えていき、4拍目までいったら、次は1拍目に戻ります。この拍が集まると、次に紹介する“小節”になります。なお、曲によっては“ワン・ツー・スリー”と3カウントずつくり返すパターンの拍もあります。
小節って何?
上で紹介した拍が、4つひとセットになったものが“小節”です(曲によっては、拍が3つセットや5つセットで1小節とするものなどもあります)。
タブ譜では、この小節を一番小さい区画として、縦の線で区切っています。小節も曲の先頭から“1小節目、2小節目……”と数えていきます。