“拍”と“小節”の基礎知識|アコギ初心者のためのゼロチャレ!:第9回

“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』。今回は“拍”と“小節”について、説明していきます。


“拍”と“小節”

一見難しそうですが、実は自然と体で感じているのが “拍”と“小節”です。知っていると役に立つので、曲を練習しながら徐々に理解していきましょう。

拍と小節
ワン・ツー・スリー・フォー、といったカウントが“拍”
その4つが1セットになったのが“小節”

拍って何?

曲を聴きながらリズムを感じると、“ワン・ツー・スリー・フォー”とカウントできることが多いですよね? このひとつひとつを“拍(はく)”と言います。

ひとつ目の拍を“1拍目(いっぱくめ)”、ふたつ目の拍を“2拍目”と数えていき、4拍目までいったら、次は1拍目に戻ります。この拍が集まると、次に紹介する“小節”になります。なお、曲によっては“ワン・ツー・スリー”と3カウントずつくり返すパターンの拍もあります。

小節って何?

上で紹介した拍が、4つひとセットになったものが“小節”です(曲によっては、拍が3つセットや5つセットで1小節とするものなどもあります)。

タブ譜では、この小節を一番小さい区画として、縦の線で区切っています。小節も曲の先頭から“1小節目、2小節目……”と数えていきます。

Hint! 小節と拍で、曲の場所がすぐわかる!

スコアを見て練習をする場合や、友達同士で曲の話をする時に、この小節や拍を
使うことで、曲のある部分の位置を正確に伝えられるようになります。

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アコースティックギターマガジン