“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』を項目ごとにお届け。今回は、アコースティック・ギターの種類を説明します。
※本記事は『ゼロからチャレンジ! アコギ』(小社刊)より一部抜粋/再編集したものです。
アンプを使わずに大きな音が鳴らせる生ギターを、“アコースティック・ギター(アコギ)”と言います。アコースティック・ギターには、大きく以下のふたつの種類があります。
フォーク・ギター
弾き語りやバンド演奏などでよく使う生ギターです。鉄製の弦が張られていて、“ジャーン”という力強い音が鳴らせます。一般的には、このタイプをアコースティック・ギターと呼ぶことが多いです。
クラシック・ギター
ナイロン製の弦が張られていて、“ポロロン”というやわらかい音が鳴らせるのがクラシック・ギターです。コードと単音を混ぜた独特な奏法で演奏します。フラメンコで使うギターも、このタイプの仲間です。古くは、羊の腸などを素材にした“ガット弦”を使っていたため、ガット・ギターと呼ばれることもあります。