音を聴いてギターをチューニングする方法

ギターの音の高さを合わせる“チューニング(調弦)”は、チューニング・メーター(=チューナー)を使えば簡単に行なえます。しかし、実際の音を聴いてチューニングができるようになると、音感が向上するといったメリットがあります。今回は実際の音を聴きながら、最も標準的な“レギュラー・チューニング”に合わせてみましょう。

☞開放弦を鳴らしてチューニングをします。(各弦の横のマークをクリックしてみましょう)

6弦E(ミ)
5弦A(ラ)
4弦D(レ)
3弦G(ソ)
2弦B(シ)
1弦E(ミ)

6弦をチューニングしたい場合、6弦の横のマークをクリック、同時に自分のギターの6弦開放弦(どこも押さえていない状態)を鳴らして、ふたつの音が同じ音程になるように自分のギターのペグをまわして修正します。

ペグと弦の関係

レギュラー・チューニングとは?

ギターのチューニングの中でも最も一般的なものです。楽譜を見て弾く場合なども特に指示の記載がなければ、このレギュラー・チューニングだと考えて問題ありません。

レギュラー・チューニングは以下のような構成となっています。

6弦5弦4弦3弦2弦1弦
E(ミ)A(ラ)D(レ)G(ソ)B(シ)E(ミ)

ヒント! 実音チューニングで音感・音程感がアップします。

チューニング・メーターのLED表示を見つつのチューニングは便利で良いのですが、耳で音程を覚えるという点がおろそかになりがちです。

上のように鳴っている音(実音)に対して自分の耳を頼りにチューニングすることで音感・音程感が向上、演奏中にチューニングがくるったりした時も気づきやすくなります。実音でチューニングした後、チューニング・メーターで確認して合っていれば、あなたの音感・音程感はバッチリです。ぜひ定期的にやってみましょう。

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