タブ譜を見ながら「大きな古時計」にチャレンジ!|アコギ初心者のためのゼロチャレ!:第11回

“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』。今回は、タブ譜を見ながら童謡「大きな古時計」を弾いてみましょう!


「大きな古時計」の単音弾きにチャレンジ

すべて単音(1音だけ)で、「大きな古時計」の冒頭部分を弾いてみましょう。メロディを思い出しながら、音符の長さも意識して下さい。譜面にはお薦めの指使いを載せていますが、自分が押さえやすい指を使っても問題ありません。

「大きな古時計」タブ譜
演奏のポイント
  1. フレットを押さえてピッキングはじめの音は、6弦3fです。一番太い6弦を、3つ目のフレット付近で押さえましょう。なるべく指先を立てて押さえるのもポイントです。
  2. 開放弦をピッキングここは、4弦の開放を弾きます。左手をまるごと離すのではなく、指が弦に触れないように気をつけながらネックを支えましょう。

上達の近道! ピッキングも自由でOK!

上の譜面には、お薦めのピッキング手順も書かれていますが、これも自分の弾きやすいパターンで演奏してOKです。慣れるまでは、すべてダウン・ピッキングでプレイしてみましょう。

「大きな古時計」の伴奏にチャレンジ

続いては、「大きな古時計」の伴奏を、和音(2音以上の音を同時に弾く)で弾いてみましょう。次回以降に“いろいろな種類の和音=コード”を練習していきますが、今はタブ譜に載っている数字どおりに弾ければOKです。

「大きな古時計」の伴奏
演奏のポイント
  1. 2本の弦を同時にピッキング! 5弦3fを人差指、4弦5fを小指で押さえて、2本の弦を同時にピッキングします。同時に鳴らすイメージで、ひと息でピッキングして下さい。
  2. 3本の弦を同時に押さえるここでは3本の指で3本の弦を押さえます。薬指と小指は弦違いの同じフレットを押さえるので、指をくっつけて指先が段になるようにしてみましょう。

上達の近道! ロックの定番“パワー・コード”!

上の①で押さえた指の型は、通称“パワー・コード”と呼ばれるフォームです。2音でも力強い音が鳴らせる、とても便利なフォームです。

SNSでシェアする

アコースティック・ギター・マガジン

バックナンバー一覧へ