アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
プロ・ギタリストになりたければ
➡ドラムかパーカッションを習いに行け
“プロになりたい”と言い切る若者は多くいます。もし本気ならば、ドラムかパーカッションを習いに行くことをお勧めします。
ギターは自分の好きなことですし、プロ・ギタリストを目指しているのだったら、独学でも努力次第でプロになれるかもしれません。いや、逆に言えば、独学でドンドン上達していくくらいでないと、プロにはなれないかもしれません(まぁ、事実上の独学はあり得ないと思いますが)。
しかし、本当の意味でのプロ・ギタリストの壁は“リズム”です。それをマスターするには、若いうちからリズム練習を鬼のようにした方がいいでしょう。なぜなら、知識と共に、体にリズム感が身に付いてくるからです。
ただし、リズムを知識込みで習得するには、独学では難しいと言わざるを得ません。ちゃんとした先生にドラムかパーカッションを習うのが近道です。もちろん、ギターも習いつつでもOKです。なお、10代の人はまずギターを弾けるようにするのが先決であり、これは中級者(主に20代)に対してのアドバイスです。