マーティンのJunior Seriesがモデル・チェンジ＆新ラインナップも追加

フルサイズ・ドレッドノートとリトル・マーティンの中間となるサイズ感が特徴の、マーティンの“Junior Series”について、仕様のアップデートによるモデル・チェンジと新モデルの追加が発表された。既存モデルへの仕様変更は、2025年入荷分より反映されているとのこと。

まず新たなモデルとしては、“D JR E STREETLEGEND”と“000 JR E SAPELE”が登場。

すべてのラインナップは以下のようになった。

000 JR E SAPELE
000C JR E
000C JR E BASS
000C JR E BASS BURST
000C JR E STREETMASTER
D JR E
D JR E STREETLEGEND BURST
D JR E STREETMASTER

Junior Series — 左から000C JR E、000 JR E SAPELE、D JR E STREETLEGEND、D JR E STREETMASTER、D JR E、000C JR E STREETMASTER

仕様変更について

ピックアップ・システム“Martin E1 エレクトロニクス”を搭載

シリーズ全モデルに“Martin E1エレクトロニクス”を搭載し、アンプに接続すればすぐに演奏が可能。内蔵チューナー、ボリューム、トーン、フェイズ・コントロールを直感的に調整できる。

フル・スケール（24.9インチ）に、面取りされた薄型の指板を採用

どこへでも持ち運べるコンパクトなボディ・サイズはそのままに、フル・スケールの24.9インチ（632.5mm）を採用。薄型の指板は、エッジが面取りされており、引っかかりにくく、演奏の快適さを生み出している。

一部モデルのヘッド・プレート／ロゼッタ／ブリッジなどが仕様変更

一部モデルのみ、ヘッド・プレートにブラジリアン・ローズウッド・パターンのHPL材を採用。また、アバロン柄のロゼッタや“スロープド・モダン・ベリーブリッジ”を採用したモデルも。

各モデルごとの新仕様の採用は下記のとおり。

	E1 エレクトロニクスの搭載	フル・スケール（24.9″ ）に薄型指板を採用	サテン・クローム・チューナーの搭載	アバロン柄のロゼッタの採用	スロープド・モダン・ベリーブリッジの採用
000CJRE BASS BURST	◯	◯	◯	◯	◯
000CJRE BASS	◯	◯	◯	◯	◯
D JR E	◯	◯	◯	◯	◯
DJRE STREET MASTER	◯	◯			◯
DJRE STREET LEGEND	◯	◯
000CJRE	◯	◯	◯	◯	◯
000CJRE STREETMASTER	◯	◯			◯
000JRE SAPELE	◯	◯			◯

新登場の2モデル

D JR E STREETLEGEND

今回“Junior Series”に新しくラインナップされた“D JR E STREETLEGEND”は、ドレッドノートを15/16サイズにしたボディに、フル・スケールを組み合わせたモデル。トップにスプルース、サイド&バックにサペリ、指板とブリッジにはFSCリッチライト、ネックはマホガニーという材構成だ。

D JR E STREETLEGEND

“000 JR E SAPELE”は、フル・スケールでありながら、“000 Junior”とコンパクトなサイズ感を実現したモデル。基本的な材構成は“DJR E STREET LEGEND”と共通で、ネック材のみセレクト・ハードウッドとなっている。また本器は、“スロープド・モダン・ベリーブリッジ”を採用している。

公式HP：https://www.martinclubjp.com/junior-refresh/

Martin／Junior series