マーティンのエリック・クラプトン・シグネチャー30周年を記念するスペシャルな2モデルが登場！

マーティンからエリック・クラプトンの新たなシグネチャー・ギターとして、000-42EC 30th Anniversaryと000-EC 30th Anniversaryの2モデルが登場。

1995年に初めてエリックのシグネチャー・モデルとして000-42ECがリリースされてから、2025年で30周年。今回の2モデルはそれを記念して、彼の80歳の誕生日となる2025年3月30日に発売された。なお、000-42EC 30th Anniversaryは300本限定での製作となる。

000-42EC 30th Anniversary

1992年の『MTV Unplugged』への出演と、その後リリースされたアルバム『Unplugged』とともに、1990年代のアコースティック・ムーブメントを巻き起こしたエリック・クラプトン。そこで使用された1939年製の000-42をもとに、1995年に初のシグネチャー・モデルとして000-42ECがリリースされた。

本器はその30周年記念モデルで、アディロンダック・スプルース・トップにグアテマラン・ローズウッド・サイド＆バック、ジェニュイン・マホガニー・ネック、エボニー指板、エボニー・ブリッジという材構成。

1995年製のシグネチャー・モデルがバーティカル・ロゴのヘッドだったのに対し、本モデルのロゴはゴールドのデカール仕様。また、最終フレットの指板に入っていたサインもなくし、ボディ内とラベルへの印字に留められるなど、オリジナルの1939年製の再現に徹している。

エリック・クラプトン — 1995年、初のシグネチャー・モデルが製作された時の写真。右手に持つギターが1995年製000-42EC、左手に持つのが1939年製000-42

また、本モデルにはECのサインが刺繍されたオリジナル・ハードケースも付属。

Martin／000-42EC 30th Anniversary

000-EC 30th Anniversary

000-EC 30th Anniversaryはスタイル28をモチーフにしたモデルで、ボディ・トップにスプルース、サイド＆バックにイースト・インディアン・ローズウッド、ネックにジェニュイン・マホガニー、指板とブリッジにエボニーを採用している。

1996年のリリースから現在まで根強い人気を誇るシグネチャー・モデル第二弾、000-28ECを彷彿させるルックスだが、“オーセンティック1939”のネック・シェイプやセレクト・アバロンを用いたGE 42スノーフレイク・インレイ、アバロン・ドットのブリッジ・ピンなど、000-42EC 30th Anniversaryの豪華な仕様を踏襲しているのがポイントだ。

また本モデルも、エリックのサインはボディ内部とラベルに入っており、指板の最終フレット部には入れられていない。