“テクニカル・ハーモニックス”にチャレンジ!
今回は“テクニカル・ハーモニックス”を練習してみよう! 日本では人工ハーモニックスやオクターブ・ハーモニックスとも呼ばれる奏法。ナチュラル・ハーモニックスは左手でハーモニックス・ポイントに触れて、右手でピッキングをするが、テクニカル・ハーモニックスはハーモニックス・ポイントに右手で触れながらさらに右手でピッキングもする。
コードやメロディを押弦したまま、押弦したフレットから12フレット先などのハーモニックス・ポイントでもハーモニックスを鳴らすことができるため、どんな音でもハーモニックスにできるよ! それでは挑戦してみよう!
【BASIC】
原理はハーモニックスと同様で、◇指定のフレットバーの真上を右手人差指で触れ、右手中指や薬指、または親指でピッキングをして(写真①)、ピッキング直後に人差指を弦から離してハーモニックス音を響かせよう!
ピッキングする際、触れている人差指からできる限り離れた位置でピッキングすると、ハーモニックスを響かせやすい(写真②)。
【STEP-UP】
テクニカル・ハーモニックス単体で演奏する場合は、ピッキングはどの指でしても問題ないが、伴奏と同時の場合は親指で伴奏弦を演奏するため、中指や薬指を使う(写真③)!意識し過ぎると、伴奏を疎かにしてしまいがちなので、どちらもしっかり鳴っているか意識しよう。
右手の構える位置は、指板付近で固定して演奏すると、ハーモニックス・ポイントに触れる動きを焦らずにできるよ(写真④)!
POINT
- 人差指からできる限り離れた場所でピッキング!
- 伴奏への意識も忘れずに!
- 多用する場合は指板付近で構えよう!
今回のまとめ
人差指を離すタイミングを間違うと、実音が鳴ったり、きれいなハーモニックスが響かなくなってしまうため、まずはテクニカル・ハーモニックス単体でしっかりと練習をしてきれいなハーモニックスを響かせられるようにしよう。マスターするとどんなフレーズでも自由にハーモニックス音を鳴らせ、楽曲の表現力は確実に上がるはず!
今回はハーモニックス・ポイントに人差指を触れているが、中指でもできるようにするとさらに多彩なフレーズが可能になるのでチャレンジしてみよう。
【課題曲】The Water Is Wide
課題曲の譜面は、アコースティック・ギター・マガジン2026年3月号、Vol.107をご覧下さい!














