「Cherokee Shuffle」②リズムのツボを押さえたフレージング『現代ブルーグラスのフラットピッキング革命』第14回 by 齊藤ジョニー

齊藤ジョニーによる実演動画

ワンランク上のアレンジにチャレンジ!

今回は前回の「Cherokee Shuffle」の基本メロディをベースに、ワンランク上のアレンジに挑戦してみましょう!

リズムのツボを押さえたフレージングを心がけよう

当然ながらメロディのアレンジは千差万別ですし、さまざまな手法があります。トニー・ライスのようにもとのメロディから飛躍した手癖フレーズをドカンと入れ込むこともできますし、クリス・エルドリッジのようにスケールを自由自在に行き来するようなアプローチまで、正解は奏者の数だけあります。

ただ、素晴らしい奏者のソロを聴いていて共通するのは、フレーズとフレーズの“つなぎ”がとてもスムーズで、心地よいスリリングさが感じられることです。これはただ音数を増やしているからというわけではなく、あくまでリズムのツボを押さえた上で、心地よいフローを保つためのフレーズの工夫があるからなのです。そのポイントをつかめれば、たとえシンプルなアレンジでも十分聴きごたえのあるソロになります。わかりやすい手癖フレーズも確かに楽しいですが、アレンジの初歩としてそこに安易に逃げるのは得策ではないと筆者は考えています。

今回の譜例はそれを強く意識して、前回の譜面をベースにところどころアレンジを加えました。前回の譜面と弾き比べてみて、どこがどう変わったのか、それによってどのような効果が得られるかを感じながら練習してみてください。

続きはアコースティック・ギター・マガジン2026年3月号、Vol.107をご覧ください!

第14回の内容

アコースティック・ギター・マガジン 2026年3月号 Vol.107

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齊藤ジョニー

さいとう・じょにー ブルーグラス、カントリーをルーツに持ち、バンジョーやマンドリンといった楽器も弾きこなすマルチプレイヤーとしても活躍するシンガーソングライター。現在は平井翔馬とのユニット、よこスクロールズやソロ活動、サポートと多岐に渡って活動中。

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