“ナンバリング・システム”という考え方|アコギ上達100の裏ワザ:第56回

アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!


コードに詳しくなりたければ
➡Cキーを数字に置き換えてみよう

アメリカのカントリー・ミュージックのメッカ、ナッシュビルには、“ナンバリング・システム”という数字が書かれた紙だけでセッション・レコーディングする方法があります。

“ナンバリング・システム”表記の譜面
同じ曲の別譜面をナンバリング化すると違いが分かる

これは、“コードの度数だけを使用して、あとはミュージシャンのセンスに任せる”というもの。この方法が実はアレンジの習得にも役立つので、紹介しましょう。

まず、自分の弾きたい曲のコードのルート音を、すべて数字で紙に書いていきます。基本的な考え方としては、すべてCキーを元にして、度数字に変換します。つまり、“C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(-5)”だったら、“1、2m、3m、4、5、6m、7m(-5)”と表記するわけです。また、ここに7thが加わったりするので、多くの場合の5は57になります。

そして例えば、あなたが“見上げてごらん夜の星を”を選んだとして、ナンバリング化してみると、そこには“1、2m、3m、4、57、6m、7m(-5)”以外のコードが出てくるはずです。そこがアレンジ学の基礎であり、今後の作曲のヒントになるのです。

アコギ上達100の裏ワザ

著者プロフィール

いちむらまさき

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

著作に『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)など。

◎公式サイト:https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki

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