キャラクターの異なる高品質な3モデルを弾き比べ!
まずはヨメちゃんも愛用するグレースデザインのBiX。音を出してすぐに“うん、アコギ本来の音が鳴っている”とMarco、“すごくナチュラルだよね”とヨメちゃん。さらにMarcoから、“サイズが小さくてボードにも組み込みやすいんですよ。ブースターも入っていて、ヨメちゃんが歌でオレがソロを弾く時にオンにしたり、ライブで非常に使いやすい”とお気に入りポイントが語られる。
シンプルなEQについては“基本的にローもハイも12時で良い音がするので、会場によって低音を少し調整するくらい。なのでプリアンプがよくわからないっていう人は、持っておくと色々と便利だと思います”と、実際に惚れ込んでいるその使い心地を紹介してくれた。

30VDCまで昇圧された内部電圧により高いヘッドルームを確保することで、クリアで解像度の高いサウンドを実現。フリークエンシー・スイッチを持つ2バンドEQで十分な調整幅を確保し、ブースターやセンド/リターンなどの機能も備えている
続いては、真空管を搭載するヘッドウェイ・ミュージックのEDB-2 VAPへ。XLRとフォーンに対応したインプットを2チャンネル装備しており“ヨメちゃんのデュアル・ピックアップがそれぞれ調節できるから、候補に上がっているんですよ”と、現在進行形で購入を考えていることを明かした。
真空管回路をブレンドしていくと、“温かくてぎゅっとした音が出ている。すごく良いです”とヨメちゃん。H.E.A.T機能による煌びやかなサウンドもチェックしたMarcoから、“より積極的な音作りができるので、ギター+機材でキャラクターを作りたい人には良い。ツマミも多くて一見難しそうだけど、よく見ればすぐにわかると思う”とレコメンドが聞けた。

ファンタム電源対応のXLR入力も備える2チャンネル・プリアンプで、真空管を搭載。各チャンネルで独立した5バンドEQ、倍音成分をコントロールするH.E.A.T.機能や、レンジ・コントロールなどにより、幅広いサウンドメイクが可能だ

16素子のフル・パラメトリックEQ=CMA3の進化版。精密なイコライジングはそのままに、XLR/フォーン・アウトそれぞれでのリバーブのオン/オフ、ゲインも含めてプリセットが可能になるなど、より実践的な機能が追加された