ヨメトオレの物欲が爆発した、アコギ用プリアンプ弾き比べイベント【動画付きレポート】

ギタリスト夫婦YouTuberのヨメトオレがペダル型プリアンプ3機種をチェックし、Marcoが“これ買います!”を連発したサウンドメッセ in OSAKAでのイベントの模様をレポート! 機材好きのMarcoによる具体的なインプレッションと、一般ユーザーの気持ちに近い感覚的なヨメちゃんのコメントとともに、それぞれの機能やサウンドの特徴を見ていこう。

【PR】 制作=アコースティック・ギター・マガジンWEB 動画撮影=5th Street

キャラクターの異なる高品質な3モデルを弾き比べ!

注目のアコギ用プリアンプ3種をチェックしてくれたのは、人気YouTuberのヨメトオレ。イベント開始直前に泣き始めてしまった愛娘“ヒメち”をヨメちゃんが抱えながらの、ほっこりとしたスタートとなった(笑)。

まずはヨメちゃんも愛用するグレースデザインのBiX。音を出してすぐに“うん、アコギ本来の音が鳴っている”とMarco、“すごくナチュラルだよね”とヨメちゃん。さらにMarcoから、“サイズが小さくてボードにも組み込みやすいんですよ。ブースターも入っていて、ヨメちゃんが歌でオレがソロを弾く時にオンにしたり、ライブで非常に使いやすい”とお気に入りポイントが語られる。

シンプルなEQについては“基本的にローもハイも12時で良い音がするので、会場によって低音を少し調整するくらい。なのでプリアンプがよくわからないっていう人は、持っておくと色々と便利だと思います”と、実際に惚れ込んでいるその使い心地を紹介してくれた。

GRACE Design/BiX
GRACE Design/BiX
30VDCまで昇圧された内部電圧により高いヘッドルームを確保することで、クリアで解像度の高いサウンドを実現。フリークエンシー・スイッチを持つ2バンドEQで十分な調整幅を確保し、ブースターやセンド/リターンなどの機能も備えている

続いては、真空管を搭載するヘッドウェイ・ミュージックのEDB-2 VAPへ。XLRとフォーンに対応したインプットを2チャンネル装備しており“ヨメちゃんのデュアル・ピックアップがそれぞれ調節できるから、候補に上がっているんですよ”と、現在進行形で購入を考えていることを明かした。

真空管回路をブレンドしていくと、“温かくてぎゅっとした音が出ている。すごく良いです”とヨメちゃん。H.E.A.T機能による煌びやかなサウンドもチェックしたMarcoから、“より積極的な音作りができるので、ギター+機材でキャラクターを作りたい人には良い。ツマミも多くて一見難しそうだけど、よく見ればすぐにわかると思う”とレコメンドが聞けた。

Headway Music/EDB-2 VAP
Headway Music/EDB-2 VAP
ファンタム電源対応のXLR入力も備える2チャンネル・プリアンプで、真空管を搭載。各チャンネルで独立した5バンドEQ、倍音成分をコントロールするH.E.A.T.機能や、レンジ・コントロールなどにより、幅広いサウンドメイクが可能だ

最後は16素子のフル・パラメトリックEQを持つTjラボのCMA3 R。開発者の上保徹志氏が登場し、“バランス/アンバランス・アウトそれぞれでリバーブのオン/オフが設定できる”など、前機種からのアップデートを紹介。

Marcoがギターを弾き、上保氏がディスプレイ上の波形を見ながらEQを調整すると、“(音が)できあがりました! これは俺の知っているライブの音じゃないぞ!”とMarcoが驚き、“出過ぎているポイントを波形で視覚化してくれるからわかりやすい”とレビュー。設定をプリセットできることについては、“ふたりのギターはピックアップの種類が違うから、曲によってギターを変える時にすごく助かる”とコメントしてくれた。

Tj Lab/CMA3 R
Tj Lab/CMA3 R
16素子のフル・パラメトリックEQ=CMA3の進化版。精密なイコライジングはそのままに、XLR/フォーン・アウトそれぞれでのリバーブのオン/オフ、ゲインも含めてプリセットが可能になるなど、より実践的な機能が追加された

GRACE Design/BiX

Headway Music/EDB-2 VAP

Tj Lab/CMA3R

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