川崎鷹也の象徴的なギルドのドレッドノート|ギタージャンボリー2025使用機材

2025年3月1日〜2日に両国国技館で開催された、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が主催する弾き語りの祭典“J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組”で、各アーティストが使用した機材の撮影に成功! 今回は川崎鷹也がステージで使用した、彼の代名詞とも言えるギルドのD-55E ATBを見ていこう。

文=関口真一郎 撮影=アコースティック・ギター・マガジンWEB 協力=J-WAVE

Guild/D-55E ATB

Guild/D-55E ATB(前面)
Guild/D-55E ATB(背面)

象徴的存在となったアンティーク・バーストのギルドD

セットリストの前半はフィンガースタイルを中心にしっとりと歌い上げ、ラストの「ほろ酔いラブソング」ではダイナミックにカッティング・ストローク。大ベテランのふたりに挟まれる出演順(※)ながら、堂々としたステージングで会場を沸かせた川崎鷹也。

彼が弾いたギターはアンティーク・バースト・フィニッシュのギルドD-55Eだ。1968年に特注の最高級モデルとして登場したドレッドノート・タイプで、本器はその現行モデル。シトカ・スプルース・トップ、インディアン・ローズウッド・サイド&バックで、ウォルナットをマホガニーで挟んだネック構造になっている。ピックアップは2種類のピックアップをミックスさせるL.R.バッグスのAnthemを搭載。

ヘッドに輝くGシールド・インレイ、指板にデザインされたアバロン/パールのVブロック、ヘッドやネックに巻かれたバインディング、きらめくゴールドパーツなど、最高級モデルに相応しい華やかなルックスに仕上がっている。

※3月2日は宮沢和史、川崎、根本要というタイムテーブル

ストラップ・アダプター
ライトオン(Right on!)のストラップを使用しており、ヘッド側のアダプターも同社製
コントロール
ピックアップにはL.R.バッグスのAnthemを搭載している

J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2025/

『曖昧Blue』川崎鷹也

Track List

  1. 曖昧Blue
  2. 愛心
  3. あこがれ
  4. Stardust Memory
  5. マイレディ
  6. 夕陽の上
  7. 夢の中
  8. 再会歌
  9. またね、ヒーロー
  10. 素晴らしき日々を

ワーナー/WPCL-13644(通常盤)/2025年5月16日リリース

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