小山田壮平が弾き語りで使用するKヤイリのドレッドノート|ギタージャンボリー2025使用機材

2025年3月1日〜2日に両国国技館で開催された、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が主催する弾き語りの祭典“J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組”で、各アーティストが使用した機材の撮影に成功! 今回は小山田壮平が使用する新たな相棒=KヤイリのDY CTMを紹介。

文=関口真一郎 撮影=アコースティック・ギター・マガジンWEB 協力=J-WAVE

K. Yairi/DY CTM

K.Yairi/DY CTM(前面)
K.Yairi/DY CTM(背面)

30年の時を旅して手元に届いたニュー・ギター

andymori時代の曲とソロ以降の曲を織り交ぜたセットリストで臨んだ小山田壮平。「革命」や「アルティッチョの夜」では力のかぎりギターをかき鳴らし、「時をかけるメロディー」ではフィンガースタイルでしっとりと弾き語る。ギターと歌、そしてハーモニカで、繊細さと力強さが入り交じったような独特な世界観を描き出していた。

小山田のギターは2024年末に手に入れたばかりのK.ヤイリのDY CTM。30年ほど前に製作されて保管されていたものを、2018年に再調整をしてラベルが貼られたという1本だそう。ドレッドノート・サイズの大ぶりなボディで、トップにはスプルース、サイド&バックにはローズウッドが使われている。

ピエゾ・ピックアップのL.R.バッグスElement VTCを搭載しており、ステージではさらにobana microfoneをサウンドホールに追加し、それぞれ別系統で出力していた。大きなサイズのボディと、ピックアップ&マイクのミックス効果があいまって、低音が豊かな広がりのあるサウンドに感じられた。

ピックアップ&プリアンプ
L.R.バッグスのElement VTCピックアップ&プリアンプ・システムを搭載
ペグ
ペグはゴトー製のロトマティック・タイプが採用されている

J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2025/

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