冨岡 愛の透明感のある歌声にマッチするヤイリ・ギター|ギタージャンボリー2025使用機材

2025年3月1日〜2日に両国国技館で開催された、FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)が主催する弾き語りの祭典“J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組”で、各アーティストが使用した機材の撮影に成功! 今回は初登場で千穐楽(2日目)のトップバッターを務めた、冨岡 愛が使用するKヤイリJY-45をチェック!

文=関口真一郎 撮影=アコースティック・ギター・マガジンWEB 協力=J-WAVE

K.Yairi/JY-45

K.Yairi/JY-45(前面)
K.Yairi/JY-45(背面)

透明感のある歌声とマッチするクリアなトーン

2日目(千穐楽)のトップバッターを務めたのは、今、大きな注目を集めている若手シンガーソングライターの冨岡 愛。ギタージャンボリーは初登場で、透き通るような歌声と、軽やかで粒立ちのいいギター・サウンドを聴かせてくれた。

彼女が使用したギターは2015年製のKヤイリJY-45。2021年に音楽活動を始めた頃からの愛器で、ボディの肩がなだらかなラウンド・ショルダーのジャンボ・タイプ。スプルース・トップのマホガニー・サイド&バックで、ナット幅は42mmとやや細めになっている。オーセンティックなジャンボ・モデルと比べると、少し長い635mmスケールを採用。

もともとは生ギターだったが、L.R.バッグスのピエゾ・ピックアップを増設しており、ステージではピンク色のカポタストを使っていた。彼女はフラットピック弾きと指弾きを併用するが、爪をある程度伸ばしているからか、指弾きの時もフラットピックのように、音がとてもクリアだったのが印象的だった。

コントロール
ピックアップにはL.R.バッグスのピエゾ・ピックアップを搭載している
ペグ
ペグはビンテージ・ライクなクルーソン・タイプ

J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2025 supported by 奥村組
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2025/

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