K.Yairi/JY-45
透明感のある歌声とマッチするクリアなトーン
2日目(千穐楽)のトップバッターを務めたのは、今、大きな注目を集めている若手シンガーソングライターの冨岡 愛。ギタージャンボリーは初登場で、透き通るような歌声と、軽やかで粒立ちのいいギター・サウンドを聴かせてくれた。
彼女が使用したギターは2015年製のKヤイリJY-45。2021年に音楽活動を始めた頃からの愛器で、ボディの肩がなだらかなラウンド・ショルダーのジャンボ・タイプ。スプルース・トップのマホガニー・サイド&バックで、ナット幅は42mmとやや細めになっている。オーセンティックなジャンボ・モデルと比べると、少し長い635mmスケールを採用。
もともとは生ギターだったが、L.R.バッグスのピエゾ・ピックアップを増設しており、ステージではピンク色のカポタストを使っていた。彼女はフラットピック弾きと指弾きを併用するが、爪をある程度伸ばしているからか、指弾きの時もフラットピックのように、音がとてもクリアだったのが印象的だった。
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