ドクターキャピタルがBOSE PROFESSIONALのS1 Pro+でエレアコを試奏した一夜をレポート!
アコースティックなサウンドへのこだわりが強いライブハウスとして知られる大阪の名店5th Street。BOSE PROFESSIONALのPAシステムL1 Proをメイン機材として導入したその環境で、我らがドクターキャピタルを招いて、試奏会&ミニライブを企画した。その模様をお届けしよう。
Presented by BOSE PROFESSIONAL BOSE PROFESSIONAL製品に関するお問い合わせはTEL:0120-007-048まで。 https://boseprofessional.com/ja/ 撮影:sencame 於:2025年9月12日(金)@大阪南堀江5th Street ※本記事はアコースティック・ギター・マガジンVol.106に掲載されたものです。
第1部|エレアコ試奏会
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第1部は、より実践向きのエレアコを大阪の名物アコギショップ店員にセレクトしてもらい、その楽器のサウンドや性能を体感しようという催し。三木楽器Acoustic INN 江尻吉宏氏とドルフィンギターズ大阪店 片岡亮二氏にオススメのエレアコを持ち寄ってもらい、ドクターキャピタルに弾き比べてもらった。
左にドルフィンギターズ片岡亮二氏、右に三木楽器・江尻吉宏氏に登壇してもらいギターをプレゼンしてもらった
三木楽器Acoustic INN 江尻吉宏氏チョイス 左からギブソンJ-45 Standard、テイラー314ce J-Spec 、ヤマハFS9 MX
ドルフィンギターズ大阪店 片岡亮二氏チョイス 左からメイトンEBG808PF LTD Orange Mouse、メイトンMASTER BUILT – TE Personal、アストリアスSolo Classico S
普段はガット・ギターでの演奏が多いキャピタルが、ギブソンやメイトンなどのスティール弦アコースティック・ギターを手に、ビートルズ「ブラックバード」やジェイムス・テイラー「ファイアー·アンド·レイン」などを口ずさむなど、普段あまり見られない光景も見られ、それぞれの楽器からインスパイアされたフレーズを弾き、大いに盛り上がった。
試奏にはリファレンスに最適ということで、ポータブルなS1 Pro+をワイヤレスで使用したが、会場にはメイン・スピーカーから出力されているかのような迫力のあるサウンドで鳴り響き、キャピタルもワイヤレスとiPadで操作できるS1 Pro+の便利さに驚いて、“コレ、めっちゃ優秀やんか〜”と太鼓判を押していた。
試奏会ではS1 Pro+を使用。キャピタルのマイクスタンド脇にiPadを置き、専用アプリで音量レベルなどを操作していた
S1 Pro+を説明するBOSE PROFESSIONAL長谷洋樹氏
第2部|ドクターキャピタル・ミニライブ
第2部はドクターキャピタルのミニライブ。愛器コルドバの温かいエレガット・サウンドを左右2基のメイン・スピーカーL1 Proで聴かせる。
ライブではL1 Pro&サブウーファーを左右に2基配置したメインPAを使用
キャピタルの愛器、コルドバGK Studio
彼の骨子はブラジリアン・ミュージックにあるが、ライブはジャンル不問で、スタンダード「オール・オブ・ミー」や、サカナクション「怪獣」やフジファブリック「若者のすべて」といった邦楽カバー、そしてオリジナルの「Jumping John」と多彩な楽曲で楽しませるキャピタル・ワールド全開だ。歌の素晴らしさはもちろん、それを支えるギター・ワークの巧みさもたっぷり楽しむことができた。
そして、関西弁でのMCももちろん秀逸なので(笑)、まだキャピタルのライブを体験していない方は、ぜひ足を運んでほしい。
盛りだくさんな要素を詰め込んだイベントで、ギター好きもPAに興味のある方も楽しめ、また何よりもドクターキャピタルの楽しいトークとライブが存分に味わえた1日であった。
ステージ・フロアの下の階では、S1 Pro+や当日集まったエレアコを試せるようにしていた
アコースティック・ギター・マガジンVol.106
本記事はアコースティック・ギター・マガジンVol.106にも掲載されています。2025年10月27日(月)発売。
表紙&特集ではデビュー30周年を迎えた山崎まさよしにフォーカス!