オーディオ・インターフェースとは? 『おひとり様ギタリストのための音楽制作入門』by 関口シンゴ 第6回

文=関口シンゴ イラスト=山本蛸

音がPCに入るための“門”

ここからは宅録に必要なことをイチから改めて学んでいきましょう。

まず宅録でギターを録るとなったら、“オーディオ・インターフェース”というものが必要になってきます。簡単に言うと“ギターやマイクの音をPCに入れるための変換器”です。

ギターとPCの間にオーディオ・インターフェースをつなぐことで、ギターの音をデータに変換して、USBなどのケーブルを通じてPCに送ることができるようになります。つまりPCという“お城”に入るためにはこのオーディオ・インターフェースという“門”を必ず通って出入りする、というイメージです。

オーディオ・インターフェースとPCを接続している様子
ギターからのケーブルが写真右側のオーディオ・インターフェースに入り、白いケーブルでPCにつながっています

オーディオ・インターフェースの値段

オーディオ・インターフェースにはいろんな種類があり、価格もさまざまなので迷ってしまうと思います。

価格で何がそんなに違うのか? 大きく3つあります。

①音質:やはり高額なものになればなるほど高音質なのは確かです。

②チャンネル数:同時に入力できるインプットの数。チャンネル数が多いと値段も上がる。

③ブランド:プロも多く使っているUniversal Audio、RMEなどはクオリティやデザイン性も高く、比較的高額なラインナップが多いです。

しかし、最初に買うオーディオ・インターフェースは必ずしも高額である必要はないと思っています。むしろ手頃な価格帯のものから始めて、音質や機能の違いを理解してからもう少し上のランクの機種を考えるのがいいでしょう。

例えば最近のカメラは1万円くらいから数百万円と高額なものまであります。高ければそれだけ高画質、いろんな機能も付いてブランドの信頼もあるでしょう。しかし本当にそこまでのカメラが今自分に必要なのか?と考えますよね。 これと同じことが言えると思います。

これから始めてみようという人には1〜3万円台のものでも十分問題なく使えます。最近のものはこの価格帯でも昔より音が良く、製品のクオリティが高くなっているので、まずはこのあたりからスタートしてみるのがいいでしょう!

次回もオーディオ・インターフェースの種類についてもっと細かく見ていきます。

「Southern Street (DLJ Remix)」関口シンゴ

Track List

  1. Southern Street (DLJ Remix)

origami PRODUCTIONS/2025年8月27日デジタル・リリース

『Silent Storm』Ovall

Track List

  1. Brainstorm (ブレイン・ストーム)
  2. 99 (ナインティナイン)
  3. Velvet Dusk (ヴェルヴェット・ダスク)
  4. Bloom feat. KIKI (ブルーム・フィーチャリング・キキ)

origami PRODUCTIONS/OPCA-1066(ストリーミング&ダウンロード)/2025年6月4日リリース

Profile 関口シンゴ

ギタリスト、コンポーザー、プロデューサー。ソロ・プロジェクトやOvallでの活動に加え、さまざまなアーティストのサポート・ワークやアレンジ、プロデュースを行なっている。自身の最新作は、トラックメイクからギター・レコーディングまでをすべて自宅で行なったインスト作『tender』。

公式HP:https://shingosekiguchi.com/
X:https://x.com/vusik_music
Instagram:https://www.instagram.com/shingo.sekiguchi/
YouTube:https://www.youtube.com/c/ShingoSekiguchi

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