バレー・コード攻略のコツ|アコギ初心者のためのゼロチャレ!:第15回

“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』。今回はFコードやBコードに使用する“バレー・コード”のコツを学びましょう!


コード・フォームの中でも特に難しいのが、FコードやBコードなどに出てくる、複数の弦を1本の指で押さえる“バレー”のフォームです。バレー・コード攻略のコツもチェックしていきましょう!

手首を前に出す

人差指の先が6弦まで届きやすいように、ほかのコードよりも、手首を少し前に出してみましょう。その時は、親指の位置も少し1弦側寄りになります。

手首を前に出す

親指と中指が同じ位置

ネックを上から見た時に、中指と親指が同じラインになるように押さえてみましょう。親指は真っ直ぐ上を向きます。

親指と中指が同じ位置

人差指を少しだけ斜めに

人差指を少し傾けて、側面のやや硬い面で弦を押さえてみましょう。フレットぎりぎりの部分で押さえるのもポイントです。

人差指を少しだけ斜めに

人差指で6弦をミュート

Bコード(下写真)やCmコードは1〜5弦のバレーですが、人差指の先で6弦にも触れておくと、不要な6弦がミュートされ、よりキレイに響かせられます。

人差指で6弦をミュート

Hint! 同じフォームで別のコードが鳴らせるギター

Fコードをボディ側に2f分ズラすと、Gコードを鳴らすことができます。同じくBmコードをボディ側に1f分ズラすと、Cmコードになります。同じフォームのまま別のコードが弾けるのも、ギターならではの特徴です。

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