コードをキレイに鳴らすコツ|アコギ初心者のためのゼロチャレ!:第14回

“これさえ知っていればアコースティック・ギターがプレイできる”というノウハウを、取り組みやすい順に紹介する『ゼロからチャレンジ! アコギ』。今回は押さえるのが難しいコードを綺麗に鳴らすためのポイントを教えます!


押さえるのが難しいコードですが、いくつかのコツを覚えると、押さえやすさはグンとアップします。うまく押さえることができれば、よりキレイな響きで鳴らすことができますよ!

指を立てる

コードを押さえている指が別の弦に触れてしまうと、音が消えてしまい響きが濁ってしまいます。弦を押さえる時は、なるべく指を立てるように意識してみましょう。

指を立てるイメージ

親指の位置をズラす!

コード・フォームによって、親指の支えやすい位置や角度は微妙に違ってきます。先にコード・フォームを作ってから、親指の適切な位置を探ってみましょう。

ネック裏の親指の位置

同じフレットの指はくっつける

ひとつのフレットに3本の指が入るAコード(下写真)やBコードでは、指同士をくっつけて、指先が段になるようにして弦を押さえるのがポイントです。

Aコードの押さえ方

親指でミュート!

6弦を鳴らさないAコード(下写真)やCコードでは、ネックを大きく握り、親指で6弦に触れて“ミュート”(音を鳴らさないようにすること)をしてみましょう。

Aコードのミュート

Hint! ツメの長さ

コードに限ったことではありませんが、左手のツメが長いと弦はうまく押さえられません。深爪にならない程度に、こまめに手入れをしておきましょう。

左手の爪

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アコースティックギターマガジン