老舗ギター・ブランドのモーリス(Morris)による、プロのフィンガーピッカーによるデモンストレーション・ライブと、アマチュアのフィンガーピッキング・コンテストで構成される音楽イベント=“Morris フィンガーピッキング・デイ”。
23回目となる2026年大会が去る3月28日(土)、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館ホールにて開催された。
本大会では、コンテスト出場者20名で演奏を競い合い、最優秀賞はSiwoo Leeが、優秀賞は玉腰向輝が受賞という結果に。
弱冠15歳という韓国の俊才、Siwoo Leeは最優秀賞のほか、楽曲賞&オーディエンス賞の3冠を獲得した。「Shape of My Heart」で見せたアレンジ力や演奏力、そしてオリジナル曲「Back In Town」では、スラップ奏法を取り入れることにより、昨年の演奏よりも安定度や表現力のレベルを一段上げていた。これから世界に羽ばたいていける逸材と言えるだろう。
またオリジナル・アレンジ賞はヨウソギョウ、特別楽曲賞はケンソラ、TAB賞はYossie、アコースティック・ギター・ブック賞はJaehyeon Kimが受賞。
アコースティック・ギター・マガジン賞は、九州予選を勝ち抜いた吉次泰雄に贈ることに。
ベーシックなフィンガーピッキング・スタイルとメロディを大事にした演奏は、ボディ・ヒットやタッピングなど、パーカッシブでド派手なフィンガースタイル奏者が多くなった現在のシーンでは、シンプルで際立っていた。
本選参加者の半数が韓国や中国などの海外勢となるなど、国内外で注目を集める本コンテストはハイレベルになる一方だ。受賞は逃したが、韓国のKim Joyoung、Seongyeol Moon、Minkyu Kim(フラットピック使用で審査が揉めたが)は、音楽水準が高く、好印象なプレイであった。この強者たちの中で、玉腰向輝が優秀賞をもぎ取ったのはあっぱれと言えよう。
さらに、2026年4月27日(月)発売のアコースティック・ギター・マガジン Vol.108では、吉次泰雄への受賞インタビュー記事が掲載予定だ。ぜひこちらもチェックしてみてほしい!
















