アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
シャッフルを倍速シャッフルで弾くには
➡「線路は続くよどこまでも」を弾く
こちらは裏ワザ030「線路は続くよどこまでも」のギャロッピング・バージョン。ただし、それよりも半分のスピードで、なおかつシャッフルになっています。
また、裏ワザ030ではメロディが跳ねていましたが、この譜例のメロディは跳ねておらず、リズムだけが“隠れシャッフル”です(裏ワザ061を思い出してください)。
なお、このリズムは、“ハーフタイム・シャッフル”と言って、ドラマーのジェフ・ポーカロやバーナード・パーディがよく使う、1拍の中で2個のシャッフルを作るリズムと似たものです。2倍の早さで跳ねるリズムが、ギター版ハーフタイム・シャッフルなのです。
ただし、この辺りはすでに述べたように、本来は2拍子で譜面を書くカントリー曲を4拍子で書いているので、“これがハーフタイム・シャッフル”とは限定できません。また、アメリカの呼び方も違ってくるので、普段僕らは“16シャッフル”と呼んでいたりします。
アコギ上達100の裏ワザ