アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
強弱に乗るには
➡ドラムの叩き方を知る
ドラムをスティックで叩くとき、1回の振りで2音を出す方法があります。手を降り下ろしたときに1音叩く、これはギタリストでも理解できますね。そして、次は、降り下ろした手を上に戻す瞬間に、1音叩きながら戻すのです。つまり、腕を4回降り下ろす間に、8回の音を出せるという効率の良い叩き方です(図1)。
この動きは、ギタリストにとっても大きなヒントです。ドラマーの友人がいたら、この叩き方を実際に見せてもらいましょう。裏ワザ025のヒントになるはずです。
なお、裏ワザ025の半円の動きでは“ひと振りで2回ピッキング”になりますが、図2のような前後だけの手の振りでは、“前後ごとに1回ピッキング”になってしまい、疲れる&リズミカルになりません。
本番ではこれらを意識しないでリズムに乗って弾けるようになる——そこへ到達するために、基礎練習をするわけです。
アコギ上達100の裏ワザ