アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
自分に似合うピッキングの方法を見つけるには
➡ とりあえず試してみよう
付け爪をするには、“販売されている商品を使う”、“ピンポン玉を自分で切って貼り付ける”、“自分独自の方法の爪を構築する”などの方法があります。
例えば中川イサト氏は、ピンポン玉を貼り付けたりしていましたね。また自分の爪で弾くタイプでも、何もしない人もいれば、瞬間接着剤や特殊マニキュアなどを使用して強化する人もいます。それらの方法は雑誌のアーティスト・インタビューやネットで調べて、自分で試して判断しましょう。
なお、自分の爪が割れやすいという人は、ピッキングの強さが原因かもしれません。大きな音を出すには、それなりに力を込めてピッキングする場合もありますが、ある程度は(強化してもしなくても)自分で力をコントロールしていく必要があります。
そのために、裏ワザ012のような8種類のピッキング方法を試し、自分に向いている方法を見極めることが肝心なのです。たとえお金を使って試したことが却下になったとしても、結果が出たのなら、それは無駄金ではありません。