国内最大級の楽器ECモール=デジマートで、2025年に注目を集めた楽器を選ぶ“デジマート大賞 2025”。記念すべき第1回となる今回は、2025年の楽器シーンを象徴する話題のプロダクトを選ぶ“ベストトレンド賞”、時代を超えて愛され続ける、不動のスタンダードを選ぶ“ロングセラー賞”のふたつの部門賞が発表。
さらに、楽器市場の動向を読み解く“トレンド分析”、所有機材記録サービス“ギアコレ”の熱量の高い投稿を表彰する“ギアコレ大賞”も同時に公開された。
ベストトレンド賞
- Fender/Made in Japan Traditional / 2025 Collection 60s Jaguar
- Ibanez/Axe Design Lab RGDMS8
- Epiphone/Inspired by Gibson Custom Tamio Okuda J-45
- HEADWAY/Japan Tune-up Series HOC-SAKURA
- Taylor/50th Anniversary GS Mini
- Fender/Deluxe Jazz Bass V Kazuki Arai Edition
- Ibanez/EHB1505MS
- Fender/x Hello Kitty Fuzz Pedal
- MXR/MX100 Rockman X100
- Vemuram/SPIRITONE
- VIRTUES/Stella
- BOSS/GX-10
- BOSS/KATANA:GO
- ZOOM/MS-50G+ / MS-60B+
- Thalia Capo
- NOVATION/Launchkey 37 MK4
- Solid State Logic/SSL 2 MKII / SSL 2+ MKII
Epiphone/Inspired by Gibson CustomTamio Okuda J-45
アコースティック・ギター・としては、まずはエピフォンとギブソン・カスタムがコラボして誕生したTamio Okuda J-45が入賞。奥田民生が愛用する、ヘッドにバナー・ロゴを模った戦前のJ-45をモチーフとした1本。エピフォンからギブソン・ヘッドのギターが出るのは初というのもあり、大きな注目を集めた。
Headway/HOC-SAKURA-JS
2024年に10周年記念モデルの数々が話題を呼んだヘッドウェイの“桜ギター”。その勢いのままに、Japan Tune-up(JT)シリーズのHOC-SAKURAが入賞。海外生産による高いコストパフォーマンスと、国内での細やかな調整による高いプレイアビリティを両立するJTシリーズでの桜モデルは、多くのギタリストの心に刺さったようだ。
Taylor/GS Mini 50th Anniversary GS Mini
2024年にテイラー・ギターが50周年を迎え、その記念として作られたアニバーサリー・モデルの中から50th Anniversary GS Miniが受賞。メモリアルなアイテムであるというのはもちろんだが、昨今のキャンプ・ブームなどにより、持ち運びやすいサイズのミニ・ギターが流行した影響も垣間見える。
Thalia Capo
アコギに関連するアイテムとして、タリア・カポも紹介。本サイトのインタビューで、WEST.の神山智洋がタリア・カポ愛を語っていたのも記憶に新しいだろう。“楽器店大賞2025”も受賞した製品で、ラグジュアリーなルックスと精度の高い機構が特徴。“プチ贅沢”として手を出しやすいのも、今の時代感にマッチしたように感じる。
ロングセラー賞
- Fender/Made in Japan Hybrid II Stratocaster
- PRS/SE Custom 24
- Gibson/J-45 Standard
- Martin/D-28
- Sterling by MUSIC MAN/Ray34
- YAMAHA/TRB1005J
- JHS/Pedals Morning Glory V4
- Vemuram/Jan Ray
- Vemuram/Myriad Fuzz
- Steinberg/UR22C
- Roland/SP-404MKII
ロングセラー部門では、ギブソンのJ-45 StandardとマーティンのD-28が入賞。1942年にリリースされて以降、“The Workhorse(働き者)”という愛称で国内外の多くのギタリストにプレイされてきたJ-45。そして1931年に誕生し、大きなボディでパワフルなサウンドを奏でる“アコギの王道”=D-28。
“長期間にわたり、デジマートで安定した取引数を誇り、プロ/アマ問わず支持され続ける”というロングセラー賞の選出条件にふさわしい名器だが、果たして今後この部門においてジャイアント・キリングは起こるのだろうか……?
なお、そのほかの受賞アイテムおよび“トレンド分析”、“ギアコレ大賞”についてはデジマート大賞の公式ホームページにてチェック!



















