2024年10月25日(金)発売の『アコースティック・ギター・マガジン 2024年12月号 Vol.102』の特集は、2024年にデビュー60周年を迎えたサイモン&ガーファンクルのポール・サイモンのギタリストとしての側面に迫る。表紙はサイモン&ガーファンクルのふたり。
サイモン&ガーファンクルは、1964年のデビュー以降、「明日に架ける橋」、「サウンド・オブ・サイレンス」、「ボクサー」、「スカボロー・フェア/詠唱」、「コンドルは飛んでいく」などのヒット曲を世に送り出してきた、アコースティック・ギターと歌によるデュオの代名詞的存在だ。
そして、そのソング・ライティングやサウンド・プロデュースには、ポール・サイモンのアコースティック・ギターが欠かせないものとなっている。そこで本号では、“ポール・サイモン秋の集中講義”と題して、彼のギターの魅力に迫ってみたい。
また誌面版には、特別付録として、“秋に奏でたいサイモン&ガーファンクル名曲選”を盛り込んだ歌本「AGM SONG BOOK Vol.16」が付属する。
CONTENTS
※一部の楽譜および付録の歌本小冊子は、電子版には掲載されていません。
SIMON & GARFUNKEL〜ポール・サイモン新論
- ポール・サイモン秋の集中講義
- 1限目 フォーク・シーンにおけるサイモン&ガーファンクルの唯一性
講師:南こうせつ - 2限目 サイモンのプレイに憂いをもたらしたロンドン修行時代
講師:長谷鉄弘 - 3限目 カポ&開放弦ワークの達人としてのポール・サイモン
講師:岡崎倫典 - 4限目 愛用したギルドF-30Rの特異性
講師:長谷鉄弘 - 5限目 ポール・サイモンとマーティン・ギター
講師:M-factory 三好英明 - 6限目 こだわりが強すぎたレコーディングとその効果
講師:高橋健太郎 - 7限目 サイモン&ガーファンクルのボーカル・ハーモニー研究
講師:安東滋 - 8限目 「Anji」徹底解説
講師:岡崎倫典
- 1限目 フォーク・シーンにおけるサイモン&ガーファンクルの唯一性
- インタビュー:大石昌良、他
- 対談:鈴木慶一 & 高田漣
THE INSTRUMENTS
EASTMAN GUITARS
バイオリン製作に端を発するイーストマン・ギターズは、アーチトップやマンドリンでハイクオリティなモデルを生み出し、そのコストパフォーマンスの高さから一躍注目を集めたメーカーだが、現在はフラットトップでも市場を席巻し始めた。2019年より始まった名工ダナ・ボジョアとのコラボレーションにより、低価格帯のモデルまでもが飛躍的にクオリティを向上させてきたからだ。アメリカのブランドだが、中国の工場で生産を続けることにより、ハイコストパフォーマンスを実現。現地の工場へ赴き、その謎を探った。
INTERVIEW
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 青柳拓次
- 猪居亜美
連載セミナー 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の”キ”
- Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第15回)
- 沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第16回)
- 齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第9回)
連載
- AGM GRAPH 〜カネコアヤノの1965年製ギブソンJ-50
- DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 最終回
- アコワドの部屋へようこそ presented by Last Guitar 第4回:丸山ももたろう×岸部眞明
- 買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第13回:ケヴィン・コップ、他
- 目利きの1本! presented by Trippers’ Guitar 第1回 Sibo Liu Guitar
- ニューギア・サウンド・チェックfeat.井草聖二
- バックナンバー/バックナンバー常設店リスト
- (YouTube連動)松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 第5回:山下達郎「クリスマス・イブ」
ニューギア・サウンド・チェックfeat.井草聖二
特別歌本小冊子 AGM SONG BOOK Vol.16
〜秋に奏でたいサイモン&ガーファンクル名曲選
- 「明日に架ける橋」
- 「サウンド・オブ・サイレンス」
- 「ミセス・ロビンソン」
- 「ボクサー」
- 「スカボロー・フェア/詠唱」
- 「エミリー、エミリー」
- 「早く家へ帰りたい」
- 「アメリカ」
- 「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」
- 「キャシーの歌」
アコースティック・ギター・マガジン2024年12月号 Vol.102