中川イサト Real Things/ほんまもん展示会
2022年4月7日に逝去した孤高のギタリスト、中川イサト。
中川イサトが何に興味をもち、何に惹かれ、何を想っていたのかを想像していただきたい、という主旨の“中川イサト・Real Things/ほんまもん展示会”が、一周忌を経た2023年4月8日(土) ~ 4月9日(日)の2日間、恵比寿のさくらSakooホールで開催された。
中川イサトがライブでも使っていたギターや機材、ライブ当日の手書きのセットリスト、これまでリリースされたアルバムやポスター、衣装、さまざまな写真、譜面、オリジナルで制作したTシャツ、趣味が高じて集めて作り上げた戦闘機のプラモデルや雑誌、音源や書籍などを集めたプライベートなものまで、遺したものはさまざま。
中川イサトを慕ったファンやギタリストなど多くの方々が足を運んだ。
レイクウッドのシグネチャーとストリングベンダーを搭載したマーティン000-28CTM。バインディングなどが剥がれていたマーティンもちゃんと弾ける状態に!
還暦祝いの真っ赤なアルバート&ミュラーとギブソンJ-190 EC。ギブソンはケースの鍵が壊れており、しばらく不明なギターだった。奥にはIWANEKO GUITARSも。
ダキストのアーチトップ、モーリスS シリーズ・プロトタイプ、WAVERピックアップの付いたPERUGINO、Cooder by Takamine。
ツアー中などに撮っていた写真もたくさん展示。奥にはモーリスのミニ・ギターも。
美しい手書き譜面がズラリ。
海外の雑誌などを個人で取り寄せては情報を集めていた。
諸々の改造が施されたディアルモンド・ピックアップ。
黒澤楽器店とコラボしたGIG1310ブランドのマグネティック・ピックアップも。
こだわっていたシールドも。
趣味の域を超えた戦闘機のジオラマ。
多くのギタリストが足を運んだ。下山亮平。
まるやまたつや。
丸山ももたろう。
古橋一晃。
クラレンス・ホワイト愛が詰まったストリングベンダー搭載のフェンダー・テレキャスター。