現代フラットピッカーの3つのプレイキーについて
アコースティック・ギター・マガジンVol.94からスタートした新連載、“現代ブルーグラスのフラットピッキング革命”。
3回目のテーマは、プレイキーの考え方についてです。ブルーグラス・ギターは G、C、Dというたった3つのプレイキーを基本に成り立っています。アプローチの幅は桁違いに増えた現代でも、その法則はまったく変わっていません。
それぞれのプレイキーにちなんで、Gプレイ、Cプレイ、Dプレイなどと呼 んでいるのですが、例えばキーAの時にカポ2にすると、これはGプレイとなるわけですね。
キーDのカポ2ならばCプレイです。
そういう風に名前をつけて呼び分けている理由は、プレイキーによってそれぞれ異なる特徴と適性があるからなのです。ブルーグラス・ギターでは、キーを変える時にはカポタストを使い、G、C、Dのいずれかのプレイキーに当てはめて演奏します。プレイキーの選択が楽曲の印象をがらりと変えることを理解すると、楽しみ方にもより一層奥行きが加わることでしょう。
YouTube連動!齋藤ジョニーによる実演動画
誌面と連動した第3回目の試奏動画の様子はこちらから! 誌面のエクササイズ譜例と合わせてチェックしてみてください。
第3回の内容
- 今回のテーマ、プレイキーの考え方について
- “Gプレイ”はブルーグラスの代名詞! ブルージーで骨太なサウンドを体感せよ
- “Cプレイ”はフラットピッキングの元祖! メロディアスなフィドル曲で活躍
- “Dプレイ”は現代フラットピッカーの試金石! 開放弦の使い方次第で可能性は無限大
- 定番曲「Blackberry Blossom」 Gプレイのソロに挑戦してみよう!
詳細はアコースティック・ギター・マガジン2023年6月号、Vol.96をご覧ください。