「愛の挨拶」模範演奏&譜面
楽曲について
イギリスの作曲家、エドワード・エルガーの手により1888年に完成した傑作。エルガーが婚約者のアリスに向けて書き、婚約記念の贈り物としてアリスに手渡したと言われている、シンプルで洗練されたメロディが印象的な楽曲です。アリスは詩人/演奏者であり、結婚後、エルガーの楽譜の校正や音楽活動のマネージャー的役割も果たし、生涯にわたってエルガーの創作と人生の支柱でした。
オリジナルはバイオリンとピアノのための作品で、後に作曲者自身により、ピアノ独奏/チェロ版/管弦楽版などに編曲されました。現在、室内楽やサロン・コンサートなどの定番曲としてよく演奏されます。
原曲はホ長調(key=E)で、このギター・アレンジではCキーの4カポ(key=E)にしました。🄰セクションは原曲にはないテンション・コードを加え、アコースティック・ギターらしいポップな響きに変えています。🄱セクションから転調し、陰影感のあるコードに。メロディも高音部に移っていきます。技術的にはそこまで難しくありませんが、その分、右手のピッキングに集中してギターの響きに耳を傾けながら演奏しましょう。全体を通して優しい雰囲気を大切に、やや控えめのタッチで演奏しましょう。
奏法解説
❶ クイック・アルペジオでメロディを浮立たせます。2弦よりも1弦が抜けるように右手薬指のピッキングを意識しましょう。
❷ “i、m、a”の同時ピッキングが続きますが、ここでも2弦のメロディがしっかり聴こえるかどうか確認してください。
❸ 4弦ルートのFコードです。セーハせずに1本ずつ押さえます。3弦5フレットを押さえている薬指をスライドするように6フレットに持っていき、A(onE)のポジションを作ります。
❹ 1弦と3弦でハモりながらポジションを下降していきます。4弦のベース音に触れないように3弦を押さえていきましょう。
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