リズム・ギター講座 基礎編② Gランを使いこなそう!『現代ブルーグラスのフラットピッキング革命』第9回 by 齊藤ジョニー

齊藤ジョニーによる実演動画

Gランを使いこなそう!

Gランを制する者はブルーグラスを制す

おつかれさまです、ジョニーです! 皆さんにさらにブルーグラス・ギターに親しんでいただけるよう、今回から誌面の雰囲気を変えてみました。後半のコラムも合わせ、最後までお楽しみください!

さて、今回のテーマは“Gラン”です。手軽にカントリー風味が味わえるリックとして今では認知度の高いフレーズですが、その使用頻度、バリエーションの多さから、“Gラン=ブルーグラスの奏法”と言って差し支えないでしょう。まさに、Gランを制する者はブルーグラスを制す。

今回は用途とテンポに応じたさまざまなGラン・パターンを紹介した、かつてないGラン特集です。これを練習帳に、ブルーグラスの代名詞、Gランをマスターしましょう!

Ex-1は代表的なGランのパターンです。本連載でも何度も登場したと思いますが、改めておさらいしましょう。なんといっても大事なのは3弦開放のGの音をうまく響かせられるかどうかです。

そのために意識したいのが、前回お教えした“ロング・タッチング”。最初は焦らず、ゆっくりとしたテンポでピックと弦を長く触れさせることを意識して練習しましょう。そうすることで、テンポが速くなってもバタバタしない感覚が身についていきます。

あと大事なのは、とにかく堂々と弾くこと! この音域はギターの独壇場ですから、もの怖じせず図々しくいきましょう。そのほうが多少のリズムのヨレも味に聴こえます!

第9回の内容

詳細はアコースティック・ギター・マガジン2024年12月号、Vol.102をご覧ください。

アコースティック・ギター・マガジン 2024年12月号 Vol.102

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齊藤ジョニー

さいとう・じょにー ブルーグラス、カントリーをルーツに持ち、バンジョーやマンドリンといった楽器も弾きこなすマルチプレイヤーとしても活躍するシンガーソングライター。現在は平井翔馬とのユニット、よこスクロールズやソロ活動、サポートと多岐に渡って活動中。

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