アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!
文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
※本記事は『アコギ上達100の裏ワザ』(小社刊)の内容を転載したものです。
リード・ギターを極めるには
➡ 常にマスター途中のフレーズを持て
裏ワザ015の延長です。教則本でもCDでも雑誌でも何からでも構いませんので、今、自分が弾けるレベルより少しだけ高いレベルのフレーズを1小節分、“常にトライ中”という状態でキープしておいてください。“これは弾けるからいいや”ではダメです。無意識で手クセになるほど、手に馴染ませてしまわないと!
手クセというものはだれにも少しはあるものですが、そのフレーズが少ない人は、楽器屋の試奏でもステージ上のアドリブでも、同じフレーズばかりを弾いてしまいます。1年で50個増やすつもりで、1週間に1個、フレーズをマスターしていくというのはいかがでしょうか?
特に中級者はある程度弾けてしまうでしょうから、その上を目指すのを怠ってしまいがちです。中級者だからこそ、手クセが少ないとカッコ悪くなってしまうのです。
アコギ上達100の裏ワザ