ピッキングの方法は8種類|アコギ上達100の裏ワザ:第12回

アコースティック・ギターが上手くなりたい人のための“アコギ上達100の裏ワザ”。すべてのアコギ弾きに役立つヒントを紹介!


音色をコントロールするには
➡ ピッキングの方法を選択しよう

今度は右手の話です。アコギの弾き方には、8種類もの方法があることを知ってください。そしてさらに、これらの混合スタイルもあります。

  1. フラット・ピックで弾く
  2. サム・ピック使用で弾く
  3. フラット・サム・ピック使用で弾く
  4. フィンガー・ピック使用で弾く
  5. 付け爪で弾く
  6. 爪で弾く
  7. 皮膚経由の爪で弾く
  8. 皮膚で弾く
①フラット・ピックで弾く
①フラット・ピックで弾く
③フラット・サム・ピック使用で弾く
③フラット・サム・ピック使用で弾く
④フィンガー・ピック使用で弾く
④フィンガー・ピック使用で弾く
⑦皮膚経由の爪で弾く
⑦皮膚経由の爪で弾く

アコギは、エレキよりもピッキング具合で如実にサウンドが変わります。そこが“アコースティック=生”の良さです。あなたがプレイする際に、8種類のピッキングではどんな違いがあるかを、(人の意見は気にせず)自分で試してみましょう。そして、自分の出したいサウンドとピッキング法をチョイスしていってください。

特に、アコギ弾きの中には⑥⑦⑧の違いを認識していない人が多くいます。実際に弾きながら、僕の言う意味を考えてみてください。なお、僕はこの中から4種類を楽曲によって使い分けています。ベンチャーズっぽい曲は①、ギャロッピング曲は③、最も多いのが⑦で、スロー・バラードは⑧です。

アコギ上達100の裏ワザ

著者プロフィール

いちむらまさき

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

著作に『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)など。

◎公式サイト:https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki

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