【本誌連動動画】ソロ・ギターで愉しむ歌謡曲 feat.松井祐貴

『アコースティック・ギター・マガジンVol.101』の表紙&特集は、70〜80年代歌謡曲のアコギにフォーカス! 奏法企画「名曲がいっぱい! ソロ・ギターで愉しむ歌謡曲 feat.松井祐貴」では、フィンガースタイルの名手=松井祐貴が、久保田早紀「異邦人」、松田聖子「青い珊瑚礁」、山口百恵「さよならの向う側」、寺尾聰「ルビーの指環」の4曲をソロ・ギターにアレンジ。本誌には譜面と松井による解説コメントを掲載、WEBではそれと連動する実演動画をお届けする。ぜひ、動画と譜面を合わせて観ながら、昭和の名曲たちを練習してみよう。

演奏/動画制作=松井祐貴

できる限りシンプルな音選びで原曲に忠実なイメージとなるよう、意識してアレンジをしました──松井祐貴

松井 今回のアレンジでは、どの楽曲も伴奏の細かい部分までは入れすぎず、できる限りシンプルな音選びで原曲に忠実なイメージとなるよう、意識してアレンジをしました。

 チューニングは「異邦人」、「青い珊瑚礁」がスタンダード、「さよならの向う側」、「ルビーの指環」が6弦のみ全音下げたドロップDチューニングでアレンジしています。ドロップDチューニングは難しく感じる方もいるかもしれませんが、スタンダード・チューニングでのコード内で6弦が出てきているフォームの時のみ、下がっている全音分(2フレット分)高い音を押弦すると考えると、コードを意識しやすいと思います。

 奏法面では楽曲をリズミカルに聴かせるストリングヒットを中心に、クイックアルペジオ、ブリッジミュート、ネイルアタック、ハーモニックスなど、さまざまな奏法も各曲少しずつ入れてみました。誰もが一度は聴いたことのある歌謡曲メロディを、ソロ・ギターで奏でてみましょう!

「異邦人」久保田早紀

「青い珊瑚礁」松田聖子

「さよならの向う側」山口百恵

「ルビーの指環」寺尾聰

アコースティック・ギター・マガジン 2024年9月号 Vol.101

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