2023年の5月13日から14日の間、開催されたサウンドメッセinOsaka。国内最大級のギター系イベントにおいて、“Coffee Tree(コーヒー豆の木ではありません:後述)”というユニークなトーンウッドを使用したギターがヘッドウェイより発表されていたので、ここで紹介します。
●写真は、サウンドメッセのブースにラインナップされていた今回紹介するギター8本。カラー・バリエーションは、“カフェラテバースト(下段)”と“深入りブラック(上段)”の2種類。
“Coffee Tree”の豆知識
“Coffee Tree”と聞くと、“コーヒーの木が原材料?”と思うかもしれませんが、そうではありません。アメリカ中東部原産の木材で、もともとはネイティブアメリカンが、この木の豆を調理や飲料していたそうです。それを、アメリカに入植した人達がコーヒーの代替品としたことが、“Coffee Tree”の由来となっています。
サウンド的には、レスポンスの早い、軽やかなトーンが特徴です。
●ブースに飾られていたのは、飲料用のコーヒー豆が生る木。大木になる””Coffee Tree”とは異なり、ご覧の様に細い木の為、ギターには使えません。
カラー・バリエーション/ラインナップ
本シリーズのカラー・バリエーションは、以下の“カフェラテバースト”と“深入りブラック”をラインナップ。ネーミングから連想されるボディ・カラーや、ポジションマークがコーヒー豆とオシャレだったりと、遊び心のある点も心憎い。
それだけでなく、ブレイシングなどの工夫により、見た目やネーミングを意識したサウンド設計がされているというから驚きです(例えば“深入りブラック”は、“カフェラテバースト”よりビターな印象になっている)。さすが、これまで独自の視点でギター・ファンを唸らしてきたヘッドウェイらしいこだわりりですね。
●カフェラテバースト
名前のとおり、カフェラテを思わせるような淡いブラウン系となっています。アコギ3本、エレキ1本をラインナップ。
●HD-531 Coffee SF, S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hd-531-coffee-sfs-std
●HF-531 Coffee SF,S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hf-531-coffee-sfs-std
●HJ-531 Coffee SF,S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hj-531-coffee-sfs-std
●ROSETTA VESSEL・PP Coffee-CTM CLB
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/rosetta-vessel-pp-coffee-ctm-clb
●深入りブラック
こちらも名前から連想できるとおりのカラーで、ダーク系のブラックとなっています。ナインナップも、アコギ3本、エレキ1本です。
●HD-531 Coffee A,S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hd-531-coffee-as-std
●HF-531 Coffee A,S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hf-531-coffee-as-std
●HJ-531 Coffee A,S/STD
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/hj-531-coffee-as-std
●ROSETTA VESSEL・HH Coffee-CTM FBK
スペック他、詳細
https://www.deviser.co.jp/products/rosetta-vessel-hh-coffee-ctm-fbk
●テイストチャート
各機種のサウンドは、この“テイストチャート”が参考になるでしょう。
メーカー特設サイトの紹介
詳しくは、メーカー特設サイトを参照ください。演奏動画も用意されているので、そちらもお楽しみいただけると思います。
●Headway CoffeeTreeギター特設サイト
https://www.deviser.co.jp/feature/coffee-guitar23