MUCCミヤが父親から受け継いだヤマハのNO. 100

MUCCのミヤにクラシック・ギタリストの猪居亜美と対談してもらった際、所有しているクラシック・ギターを持参してもらった。ミヤの使用機材として表に出ることが少ない1本のため、この機会に細部までしっかりと撮影。MUCCのガット・サウンドを担う、幼少期から使っているという特別な1本をじっくりと見ていこう。

取材・文=角 佳音 撮影=大谷鼓太郎

YAMAHA/No. 100

YAMAHA/No. 100(表面)
YAMAHA/No. 100(裏面)

父親から受け継いだ“始まり”のクラシック・ギター

MUCCのギタリスト=ミヤが父親から受け継いだというヤマハのNO.100。父親が学生時代に入手した1本とのことで、1966年頃のモデルと思われる。

“「紅」(X JAPAN)のイントロを弾くためにこのギターを手に取ったのが、初めての「音楽をやりたい」という衝動だった”とミヤは語っており、彼の音楽人生の原点とも言えるだろう。

トップにスプルース、サイド&バックにメイプルが採用されており、指板とブリッジはローズウッドという材構成。大きな破損などはなく、長年大切に扱われてきたことがうかがえる。

MUCCの楽曲に登場するガット・ギターのパートのほぼすべてがこのギターによって奏でられており、8thアルバム『志恩』収録の「小さな窓」のソロなどでもその音色を聴くことができる。

サウンドホール
日本楽器製造株式会社時代の1本で、ラベルには“YAMAHA NO.100 NIPPON GAKKI”と書かれている
ペグ
パーロイドで作られたユニークな形状のペグ・ボタンが印象的だ

YAMAHA/No. 100

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