龍藏Ryuzoの“クリスマス”を奏でた、3本の愛用アコースティック・ギター

ソロ・ギタリストの龍藏Ryuzoが愛用する3本のアコースティック・ギターを紹介! 初のクリスマス・アルバム『Very Merry Christmas〜Acoustic Guitar Solo〜』で使用された3本ということで、それぞれがどのようなイメージで弾き分けられたのかも合わせて見ていこう。

撮影/文=アコースティック・ギター・マガジンWEB

Maton/EBG808TE

Maton/EBG808TE(前面)
Maton/EBG808TE(背面)

クリスマスのワクワク感を担ったトミー・エマニュエル・モデル

“クリスマスのにぎやかな感じを出したかった”と語る新作『Very Merry Christmas〜Acoustic Guitar Solo〜』において、多くの楽曲で活躍したのがメイトンのトミー・エマニュエル・モデルだ。“軽快な楽曲や速いパッセージが登場する曲は、すぐにメイトンで決まりました”とのこと。

サイド&バックのクイーンズランド・メイプルと小ぶりなサイズによるハリのある明瞭なサウンドが、本作のワクワク感を担う音色としてマッチしたのだろう。

Maton/EBG808TE

James Goodall/RGCSS

James Goodall/RGCSS(前面)
James Goodall/RGCSS(背面)

スローな楽曲で深い音色を響かせる相棒

現在は米テネシー州に工房を構えるジェイムズ・グッダールのRGCSSは、深い音色で奏でたいスローな楽曲で活躍。「きよしこの夜」や「Merry Christmas Mr. Lawrence」など、和音を深く響かせる楽曲は本器で演奏された。

モデル名は、サイド&バック材のインディアン・ローズウッド=R、グランド・コンサート・シェイプ=GC、ショート・スケール(635mm)=SSから成る。ボディ・トップはシトカ・スプルースで、ネックはマホガニー、指板とブリッジはエボニーという材構成。

James Goodall/RGCSS

Switch Custom Guitars/OM Ryuzo

Switch Custom Guitars/OM Ryuzo(前面)
Switch Custom Guitars/OM Ryuzo(背面)

適度な“硬さ”が魅力のシグネチャー・モデル

スイッチの龍藏Ryuzoシグネチャー・モデルは、「アメイジング・グレイス」や「Happy Xmas(War Is Over)」などで登場。

ボディ・トップはシトカ・スプルースでサイド&バックはインディアン・ローズウッド、ネックがマホガニーと、材構成はジェイムズ・グッダールのRGCSSと基本的に同じ。音色も“深い音色を響かせる”という似た傾向にあるが、RGCSSの柔らかな音色に対して少し硬さがあるそうで、スローな楽曲でも“音の輪郭を出したい”時に重宝したそうだ。

Switch/OM Ryuzo

『Very Merry Christmas〜Acoustic Guitar Solo〜』龍藏Ryuzo

Track List

  1. きよしこの夜
  2. ジングル・ベル
  3. 赤鼻のトナカイ
  4. 星に願いを
  5. We Wish You A Merry Christmas
  6. サンタが街にやってくる
  7. アメイジング・グレイス
  8. ホワイト・クリスマス
  9. ウィンター・ワンダーランド
  10. Last Christmas
  11. WINTER SONG
  12. クリスマス ・イブ
  13. Everything
  14. Merry Christmas Mr.Lawrence
  15. Happy Xmas(War Is Over)

Rolling Ahead/RAHC-1007/2025年9月24日リリース

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